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【Q】悲しいニュースをひきずってしまいます

川畑先生、初めてメールします。
いつもはっと目が覚めるような言葉をありがとうございます。

以前からなのですが、自分の性質かもしれませんが、、、
例えばテレビでも新聞でも辛い、悲しいニュースや記事を
目にすると、他人事に思えず、
悲しく苦しい気持ちがずっと続きます。

胸が絞られる様に痛く、眠れない日も多々有りまして、
最近では聞いた時に耳までキーンと痛くなるようになりました。

そういうものを、極力触れなければいいいのかと工夫したり
してもみましたが、日常生活でもそういう傾向が強く、
自分の最大限を尽くしても無力感を常に感じ、
常に申し訳ない気持ちになります。

どうやって気持ちを切り替えたらよいのかわかりません。

どのように考えていけばよいのか、
どうか御助言をお願い致します。

【30代 あいる様】

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【A】FROM 川畑のぶこ

テレビやラジオをなんとなくつけていると、
望むと望まないとに関わらず、様々な情報が流れ込んで
きますよね。新聞、雑誌、ネットの記事なども同様です。

ニュースの多くは不幸な出来事を報じますので、
あいるさんのように、そのひとつひとつを真摯に受け止めて
いったのなら、私たちの身は持たないでしょう。

また、いったん不幸な出来事に注意がいくと
あたかもそのレセプタが開発されてしまったがごとく、
類似した出来事ばかりに目が行って、それらを受け止めて
しまうなんてこともありますね。

すると、どんどんエネルギーは奪われていくという、
負のスパイラルに陥ってしまう訳です。

他者の辛いニュースや悲しい出来事に接して、
そのことに共感して自分自身も辛くなったり
悲しくなったりするというのは決して悪いことではなく、
むしろ人として健全なことであり、避ける必要はないでしょう。

ところが、それが一次的なことでなく、継続的、あるいは
慢性的に悩まされてしまい、日常生活に支障をきたすようになる
(たとえば夜も眠れない)とか、身体症状に表れるようになって
くるようであれば、これは注意が必要で、対処が必要となります。

ご自身でできる対処法としては、下記3つをおすすめします。

1)情報媒体から距離を置く
2)良い情報に意識を向ける
3)儀式をつくる
ことをお勧めします。

まず、1)の情報媒体から距離を置くは、
あいるさんご自身もすでに工夫されたとのことですが、
「なんとなく」テレビをつけたり、ネットサーフをしたりすること
をやめることです。

それらの情報と接する際は、そのことを「意識的に選択」して接します。
ニュースなどは見聞きすれば、落ち込むとわかっているのであれば、
その覚悟をして、情報を受け止めるのか否かを決めるということです。
今まで無自覚だったことを自覚して取り組む作業です。

世間一般のニュースなどは、1日1度見たり聞いたりすれば充分でしょうし、
災害時などの緊急連絡などは、個別に配信されるシステムに入るなどすれば、
日常に支障をきたすこともないでしょう。

ネットもサーチエンジンを変えるなどして、望まない情報がトップページ
から垂れ流しされることを防ぐことも可能です。
メールマガジンは、受信した際や読んだ後に気分が落ち込むようなものは
配信を停止するなどするとよいかもしれません。

意識的に取捨選択をして、不要なものからは距離を置く努力を
してみてください。

2)の良い情報に意識を向けるとはその逆です。
この情報や状況に接するときはいつも気分が良くなるというようなものは、
意識してそれらとの接触頻度や時間を多くするようにしてみます。

たとえばある人は、ネットの閲覧でもニュースを見るとエネルギーが低下
するけど、猫の写真サイトにいくと、必ず気分が和やかでエネルギーが
高まるということがわかっているのでニュースを控え、猫のサイトを
増やすという具合です。

テレビ番組も、不安をあおるような演出が過度な病気番組は控え、
変わりに好きな芸人が出演しているお笑い番組を見るなどです。

その情報に触れると、気分が軽やかになったり愉快な気分になれるものを
見ます。また、問題提起するばかりでなく、問題解決を提示する情報であれば、
「世の中大変な事もたくさんあるけれど、出来ることもたくさんあるな。」
と地に足がついた状態で前向きな気持ちにさせてくれるかもしれませんね。

3)の儀式をつくるというのは、あいるさんにとって大切な信念を
育んだり強化したりするために、日常的に行う定期行動のことです。

たとえば、ネガティブな情報ばかりにとらわれずポジティブなことを
より意識して人生を軽やかにするという信念を育み強化するために、
何かあいるさん自身で決めた文言を、毎晩寝る前に唱えるというのも
良いかもしれませんし、好きなストーンやキャラクターなどのアイテムを
身に付けるのも良いかもしれません。好きなアーティストの音楽を聴いたり
口ずさむというのでもよいかもしれません。

いずれにせよ、自分を大切にするための目に見える行為を定期的に
取り入れてみてください。

最後に、自分の部屋を見回してみてください。
黒を意識すると、ここにもあそこにも黒ばかりある部屋に見えてきます。
でも、白を意識するととたんに白がたくさんある部屋にみえてくるのです。

人生に何を見るかは、私達自身が選択できるのです。

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【Q】夫のモラハラと子ども達の結婚

適齢期をやや過ぎたども達が4人いますが、
誰も結婚していないし、予定もありません。

私自身は母親から勧められた人と結婚しましたが、
モラハラ夫で、とても辛い思いをし、今もしています。
私は何度も何度も離婚を考えましたがまだ実行しないでいます。

飴と鞭をうまく使われて来た気がしています。
夫は、穏やかな時もあるのですが、何かでキレルと、
些細な事で激怒して来ます。
毎日、何かに付けて文句を言われ、けなされています。

私はいつも夫に怯え、そのイライラを第一子である長女に
ぶつけ、虐待してしまいました。
その虐待は、幼い頃から中学2年生まで続きました。

こんな家庭に育った子ども達なので、結婚をいいものとは
思っていないと思います。

でも、私は世間体を気にする方なので子ども達が誰も
結婚していない状況が辛くて溜まりません。

子ども達の結婚に関して、また、モラハラ夫との係り方について
どの様に考えたらいいか、アドバイス宜しくお願いします。

【60代 女性 カレンさん】

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【A】FROM 川畑のぶこ

これまでの結婚生活が辛かったことが伝わってきます。
まず、いかなる理由であれ、暴力は許してはいけないという
姿勢を育まれてください。

モラルハラスメントは、精神的な暴力です。
肉体的な暴力とは違い、人目のない密室で行われることが多く
日本人特有の「恥の文化」も手伝って周囲からは気づかれない
ままのことが多いです。

また、モラルハラスメントを行う夫の特徴として
世間に対してはいい顔をしていることが多いため、
なおさら問題が表面化しにくいです。

カレンさんは何度も何度も離婚を考えるくらい
お辛かったのですね。
それでもなかなか離婚に踏み切れない理由は何でしょうか。

まだご主人への愛はありますか?
そうであれば、望みはあるかもしれません。
ただし、愛しているからといって暴力に耐えてはいけません。

「飴や鞭を上手く使われた」とのことですが、その飴は
繰り返される鞭に耐えてまでも本当にカレンさんが
人生に望むものですか?
その飴がなければ、人生は幸せに過ごせませんか?
その飴は本当に今の夫からしか得られないものですか?

モラルハラスメントやDVの被害者がよく口にするのは、
「別れたら生活が出来なくなる」ということです。

本当に生活ができなくなるのでしょうか。
勿論、生活レベルは下がるかもしれません。
ところが、それでも心穏やかに日々を過ごせるのであれば、
生活レベルは下がるものの、人生の質は確実に上がります。

カレンさんが人生に求めるものは何でしょう?
カレンさんが結婚や家庭に求めるものは何でしょう?
カレンさんは幸せになるはずだったのではありませんか?

どうか自分を幸せにさせてあげてください。

たしかに、お子さんたちにとってご両親は良い結婚の
モデルではなかったかもしれません。

ただし、今後のカレンさんの生き方次第で
「人生、どこからでもやり直しができるのだ」ということ
が伝わったのなら、健全な結婚観や人生観をもつきっかけ
になるかもしれません。

「世間体で結婚しろ」は不幸の連鎖を生むだけで、
誰も幸せにしません。

人生の目的は幸福を体験すること。
人目を気にして他人軸で生きていたら
この人生の大切な目標を達成することは難しいでしょう。

カレンさんご自身は、世間体を気にしてリスクを侵さずに
嫌なことをずっと耐えている人と、リスクを背負っても、
幸せになるという大事な目標に向けて新しい人生に
自分を賭けている人ではどちらに心が動かされるでしょうか。

いきなり離婚とまではいかなくても、別居をしてみて
自分の人生の質がどのように変化するか確認してみるのも
良いでしょう。

ちなみに、私の経験から言って、モラルハラスメントや暴力
で悩んだ末に離婚をして、苦労しながらも新しい人生を
切り開いていった人で、「やはり離婚をしなければよかった」
という人は今のところいないこともお伝えしておきましょう。

暴力に屈さない毅然とした姿勢で生き始めたことで、
相手の対応が変わってくるということも、
稀にあるかもしれません。

時として、険しい道をたどることは決してみじめなことでは無く、
真の自由と豊かさを得るための王道でもあるのです。

また、生活に関する不安を払拭するために、法律家や離婚の
専門家等に相談してみることをおすすめします。

モラハラ夫から生活費をもらえる制度もあれば、
日本は生活保護システムもしっかりしています。
夫の精神的暴力に耐えること以外にも生活を営む術があること
を学んでください。

リスクを回避して全てを得ようと執着すると、
結果全てを失うこともあります。

何を捨てて、何を得るのか、カレンさんご自身にとって
真に最も大切なものは何なのか、
いまいちど振り返ってみてください。

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