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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、みくさん(50代・パート)からのご相談にお答えします。

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アラフィフの主婦です。
数年前より主人が不倫をしていることを知ってしまいました。
離婚するつもりはありませんし、主人にもその気はないとのことです。

なかなか終わりにできなかった主人ですが、やっと別れを告げることが
できたようです。しかし、まだ相手から連絡もあるようですし、
それを無下にできない主人もいるようです。

相手女性のことはただひたすら憎いと思ってしまう毎日ですが、
主人のことを憎いとか許せないと思ったことはありません。
ただただ悲しいというだけです。

私達夫婦に起こってしまったことは、もう消すことはできません。
なかったことにもできません。これから夫婦としてもう一度お互いを信じて、
手と手を取り合って歩んでいこうと話し合っています。

あとは私の問題なのかもしれません。過去は過去だと言い聞かせても、
主人と相手との間にあったであろうことをあれこれ考えてしまう日々です。
不倫をしているという証拠はあっても、もう終わっているという証拠(確信)は
なく、それは私の心の中とじっくり対話しなくてはならないと思います。

あれだけ嘘に嘘を重ねてきた主人のことを信じられない自分も嫌ですし、
信じてもらっていないと感じているであろう主人を見るのも辛いです。
このことだけにとらわれたくないと思い、新しいことにチャレンジしたり
講座を受けたりしていますが、主人の帰りが遅くなるたびに不安が
よぎってしまいます。

この前受けた、先生のマインドフルネス、今後も参加させていただこうと
思っていますが、今の私の状態をどうマインドフルネスと繋ぎあわせ、
取り入れて、良い思考へと持って行ったら良いのか、何かアドバイスが
ありましたらお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

とても辛い状況にいらっしゃったのですね。そして今もまだいらっしゃる
のだと思いますが、一つこれは明るい情報だと思えるのは、もう一度
お互いを信じて手と手を取り合って歩んでいこうと、ご主人と話し合って
いらっしゃるということ。ここに注意を向けていくことは大事です。

一方で、私が気になった点があります。ご主人のことを憎いとか許せない
と思ったことはない、ただただ悲しい、ただし相手女性のことはひたすら
憎いと思ってしまうとのことですが、残念ながら、今回の原因は相手の
女性だけにあるということではありません。

こういった不倫の問題では、夫ではなく相手の女性が悪い、相手さえ
いなければ、と考える方が本当に多いのですが、たとえこの女性が消えた
としても、ご主人自身の中に引き続き何か問題や課題があると、同じこと
や関係性というのは起こり得ることなのです。

ですので、相手がいなければいいとか、相手の行動が変われば、ということ
ではないということも、まずきちんと理解しておかれるとよいでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、むささびさん(40代・主婦)からのご相談にお答えします。

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私は、自分が「Me first」過ぎるのではないかと思います。
どんなに実行しても足りないというか……。

かつて、学生の頃は、自分の立場ばかりを考え行動してしまいました。
今は、Me First 過ぎるのではないかと思う一方で、押しの強い人など
には譲ってばかりです。どの点がバランスポイントなのか、
ジャッジできる理性もなく、戸惑います。

ご教示のほど、よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

具体的な状況が分かりかねるところもありますので、おそらくこういう
ことなのかなという推測を含めてお話しさせていただきます。

むささびさんは、もしかしたら「Me First(ミーファースト)」と
「Only Me(オンリーミー)」が区別できていないのかもしれません。

これは、私の研修などでもよく質問を受ける内容です。「Me First」という
のは「まず自分」。まず自分のニーズをきちんと満たしてあげましょうと
いうアプローチですね。ただし、これは「Only Me」、自分さえ満たせば
いいということではありません。「Me First」は結果的に相手を満たすこと
につながるので、非二元なのです。

私たちは、まずは自分のニーズをちゃんと定期的に満たしてあげればよい
のですが、往々にして、それを我慢し、抑圧し、蓋をしてしまって、
相手を喜ばせようとか、相手に施しをして何か評価を得ようということに
時間やエネルギーをとりすぎてしまいがちです。

そのため、人間関係に不調和が起きたり、何だか自分だけいつも損して
いる気持ちになったり、疲れてしまったり、自分が相手に「してあげている」
わりには、相手から返ってくるものがない……そんな相談をよく受けます。

そのような場合は、まず自分。相手も自分も同じ大切な人間ですし、
自分のニーズは自分自身にしか分かりませんから、まずそれに気付いて
あげて、満たしてよいという許可を与えて、それを満たしてあげましょう
というメッセージです。

自分自身のニーズが満たされると、心にゆとりができます。相手から
満たされようとしなくなるのです。自分で自分のことを満たせるように
なるので、周囲に期待をしなくなるのですね。

そしてまた、自分が自分を満たせて、機嫌がよい、調子がよいという
ことが分かると、相手もその人のニーズが満たされることが大事なのだ
ということを深いレベルで理解できるようになります。

続きは、ビデオでお話しします……

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170710

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、サコさん(60代・主婦)からのご相談にお答えします。

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私達は今年で結婚40周年を迎えます。
夫は3年前に定年を迎え、そのままつい先日まで働いていて
完全退職しました。そして昨日送別会を設けていただき、
私が送迎するつもりでした。送って行った時に、上司と同僚
の女性(40代後半の女性・独身)が出迎えてくれていました。
私とは初対面です。

そして、帰りも私が迎えに行くつもりだったのに、なんと、
その女性に自宅まで送ってもらってきたのです。しかも主人は、
夜の9時半過ぎにも関わらずお茶を出して欲しいと言うのです。
彼女も上がり込んで、11時過ぎまでおしゃべりしていきました。

なんで送ってもらったのか問い詰めたら、タクシーを呼んで
くれただけだったはずなのに…と言い訳。じゃあ、なんで妻が
迎えに来るからと断わらなかったのかと、タクシーを呼ぶ振り
をして、幹事さんには「私が帰る途中で送って行きますから、
タクシーは呼ばなくていいですよ」とでも言ったんじゃないかと、
勘繰ってしまいました。

30年前にも、同じ職場の若い子と不倫をし、なぜか1年半後に
私と別れてその人と結婚すると言われた事がありました。
自分に都合のいい言い分ばかりを並べられて、私は残された
時間を女中として暮らしてきた辛い思い出がよみがえって、
緊張と不安でたまりません。

やましい関係ではないと夫は言っています。もしそれが事実だ
としても、初対面の奥さんが待っている自宅に送って、しかも、
夜遅くまで上がり込んでいくなんて、非常識にも程があると
憤慨しています。そして、そんな彼女がまた訪ねて来ないかと
不安です。きちんと断れない主人に失望してしまいました。
今後の主人の言動と、彼女との関係を、私はどのようにしたら
いいのかわかりません。宜しくご教示の程お願いします。
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サコさんのご主人に対する愛情がひしひしと伝わってくるご相談です。

結婚40周年。ずっと仲良く寄り添って来られて、素晴らしいですね。
そして、この送別会。仕事関係の行事に奥さんが送迎なさるというのは、
本当に尽くす女性というか、愛に溢れるサコさんの献身的な様子が伺えます。

まず、おそらく30年前のご主人と職場の方とのことがトラウマティックな
辛い思い出になって、何度もそれを反芻してしまっているのかなと
感じました。

なので、それと何かちょっと似たような状況があると、例えば「職場」
「主人より若い」「異性」となると、もうすでにイコール「不倫」という
ように結び付けてしまう思考回路といいますか、信念体系のようなものが、
サコさんの中に作り上げられてしまっているように見えます。

30年前のご主人の言動はもちろん許されることではありませんが、
当時の一回の体験を、今現在のことに全て重ね合わせ、場合によっては
思い込みで物事を捉えてしまうと、ご主人を始め、周囲の人々との
人間関係がギクシャクしてしまうのではないでしょうか。

過去の体験と、現在目の前で起きていること。そこはサコさんが
きちんと区別をして、客観的・俯瞰的な視点で見るようにしてください。

また、サコさんは、「きちんと断れない夫に失望」とおっしゃっています
が、今回のケースでは、サコさん自身が「断る」ということもできたかも
しれない、ということも振り返ってみるとよいでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。
立秋とは名ばかり、暑い日が続きますが、お元気でしょうか。

前回のメルマガでもお伝えしましたが、
ロサンゼルスに旅立つ前日、晴れて、私の足からはギブスが外れ、
今はもうサポーターを着けるのみで、自在に動けるようになりました。
今日は後ほど、松葉杖を整骨院に返却しにいく予定です。

さて、今回は「夫の性格を変えたい」というご相談をいただきました。

「結婚25年ですが、もうずっと夫のことを尊敬できません。
年齢とともにますます向上心がなくなり、愚痴が増える一方で、
一緒にいると強いストレスを感じます。
(中略)
今すぐにでも別々に生きていきたいですが、
私は再婚なので、また離婚となると親に申し訳ないし、
娘のためにもどうしても離婚は避けたいのです。
でも、娘が独立した後の二人きりの生活を考えると、絶望的な気分になります」

というお悩みです。

愛し合って結婚した。
当時は相手のことを尊敬できて、結婚したとしても、
時間がたつと関係性はどんどん変わっていきます。

人生は本当に無常で、その状態が永遠に続くことはありません。
約束したのだから、それが永遠に続くと思うと、裏切られることも多いです。

残念なことではありますが、夫も妻も変化します。
起こり得ることが起きている。
その変化に自分がしなやかに対応できるかどうかには、
「結婚観」、結婚をどう捉えるかということが大きく関係してきます。

また、結婚生活では「どれくらい許容できるか」「どこまで妥協できるか」
も試されますね。

「別々に生きていきたいが、自分は再婚なので、また離婚となると親に申し訳ない。
娘のためにも離婚は避けたい」という点については、今一度、
親御さんの立場、娘さんへの影響についても、考え直してみる必要がありそうです。

結婚を続けるにしても、離婚するにしても、いずれにしても「苦しみ」は伴います。
であれば、より全体性を俯瞰し、それぞれの人生に何が健全に機能するのか
というところも丁寧に見ていきましょう。

そして、何よりご自身のケアをお忘れなく。
自分に厳しい人は、他人にも厳しくなりがちです。
自分自身から厳しさを外すことで、人にも優しくなることができ、
結果、楽に生きることが可能になることがあります。

続きは、ビデオでお話ししています。

https://youtu.be/zFFA2ARx9d0

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