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今日は、ミーママさん(60代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】36歳会社員、独り暮らしの娘
についての相談です。

8年前、結婚した頃から給料や貯金も
使ってしまう生活をしており、
その後、適応障害になりました。

4年前に離婚。実家に戻り、半年間静養したのち
復職し、仕事は問題ないのですが、

3年前に、リボ払い200万が払えないと相談され
私が建て替え、昨年全額返済済みです。

同時に、私が通帳とキャッシュカードを
管理して、娘は毎月決まった額の生活費
だけを使う形にしました。

それでは足らないとダブルワークを
していたようでしたが、
私はそれについては敢えて触れずに
見守っていました。
その結果、蓄えもできました。

このままいつまでも私が管理するのも
よいことではないと思う一方で、
お金が自由になればまた買い物を
し過ぎることになるかもしれないとも思い、
娘を信頼するべきかどうか、悩んでいます。

【A】ミーママさんの
母心あふれるご相談です。

娘さんが8年前に結婚した頃から
この状態が始まったとのこと。

その前はそのようなことがなかった
とすると、結婚というものが
ストレス要因になった可能性はありますね。

心理学者のホームスズとレイが
「ストレススケール」というものを作っています。

ライフイベント(生活の出来事)ごとに
ストレスのレベルを数値化したものなのですが、
結婚というのも、かなり高いストレススコアに
なっているのです。

結婚というと、幸せになるもので、
ストレスとは無縁のような感じもしますが、
そうではないんですよね。

いわゆる異文化の者同士が
それぞれの価値観を持って一緒に住む
わけなので、環境がガラッと変わり、
摩擦が生じるんですね。

娘さんにも、結婚当初に何らか
摩擦やストレスがあった可能性があります。

もし、ミーママさんがまだその辺りを
ご本人から聞いていらっしゃらないのであれば、

娘さんがそれを話せるようなオープンな
空気を作ってあげるとよいですね。

実際の金銭面でのサポートについても
私なりのアドバイスをさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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今日は、dropさん(50代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも参考にさせていただいています。

娘のことです。

先日、出産をし、おかげさまで
子どもは無事に産まれたのですが、

産んだ時に胎盤が順調に剥がれず、
強引に剥がされたのか、
出血がひどく、1ヶ月近く経った今も
悪露が止まりません。

そのせいもあり、体調が優れない上に
夜泣きや赤ちゃんのお世話で
眠れない状態が続き、感情の起伏が激しく、
泣いたりしています。

今は、お婿さんが育休をとって
2人で育児をしていて、
私は時々フォローしている状態ですが、

どのように声かけしたり
フォローしていけばよいかが分かりません。

若い2人が頑張って子育てしているので
出しゃばらないようにはしていますが、
娘のことが心配です。

【A】dropさん、優しいお母さんですね。
そして、おばあちゃんになられたのですね。
おめでとうございます!

娘さんの産後の体調が心配ということで、
母親として何かできることがあるのか、

それとも、
あまりしゃしゃり出ない方がいいのか、
この辺は本当に難しいですよね。

お婿さんが休みを取って一生懸命やろうと
してくれているというところで、

口出ししない方がいいのかなという
気持ちもあると思いますが、

私たちは、本当に疲れていたり
手が足りなくて困っている時、

「何か手伝うことありますか?」
って声をかけてもらうと
すごく嬉しいんですね。

自分達でやりたい!という時は、
そのまま自立心を持って
夫婦2人で頑張る、力を合わせる
よい機会だということもありますが、

閾値というのでしょうか、
キャパオーバー、限界点がどこなのか
というのは、離れているとわからない
と思いますので、

Dropさんに今できることは、
「私に何かできることはない?
 あったら言ってくださいね」
という提案を頻繁にしていくという
ことです。

「遠慮しないでほしい」ということを
ぜひ何度も伝えてみてください。

お婿さんにしても、表向きは
気を遣って「大丈夫です」と
言うかもしれませんが、

本心では、助けてほしいと思っている
ことも多いはずです。

サポートの提案の仕方にも
ちょっとしたコツがありますので
お伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……
   

   
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今日は、さちこさん(70代・女性・無職​​)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも拝見しています。

50代の長女のことです。
私には、とても気を掛けてくれています。

でも、自分のことには我慢してか、
着る物・履く物にはお金を使いません。

何十年も前の物を着たり、
履いたりしています。

おしゃれには関心ないと言いますが、
生活できないほどではないと
思っています。

また、玄関や居間には、
自身の子どもの小さい頃の
写真が飾ってあります。

人が見たら、
彼女の孫の写真かと思われそうです。
私としては不思議で、
本人にも聞いていません。

家族は仲良くしています。
何か、どこかに問題があるのでしょうか。

頑張って節約もしています。
私よりもしっかりしています。

どんなふうに捉えたらよいのでしょうか。
よろしくお願いします。​​

【A】さちこさんの
親心あふれるご相談です。

おそらく、さちこさんは
周りの人と交流を豊かにしたり、
グループの中にいることを楽しまれる
方なのではないでしょうか。

なので、周りの人から
どう見られるかという見た目や容姿、
何を着るとか履くとかいうことにも
割と注意がいく人なのでは
ないかなと思います。

感覚的なものやフィーリング、
人との触れ合い…といったものを
大事にするのは、
女性に割と多いパーソナリティです。

一方で、さちこさんの娘さんは、
おそらく、周りの人と繋がることより
自分の世界を大事にする人なのでは
ないかなと思うんですね。

そのようなパーソナリティの人は、
人と交流したり繋がったりということに、
基本的な欲求がさほどなく、

それよりも、一人の時間や空間、
自分の内的な世界を充足させるのが
得意です。

ですから、写真についても、
それを見ると嬉しくなったり、
彼女ならではの世界につながる
ことができたりする、

彼女にとっては豊かな時間や
関係性なのかもしれません。

なので、別に
おかしいとかいうことではなくて、
ニーズが違うということです。

内的な世界を広げる人なのか、
外的な世界でやり取りを豊かに
する人なのか、
どちらによりニーズがあるのか
ということですね。

そして、内的な世界を大事にする人
というのは、見た目をさほど
気にしないという傾向があります。

服は、体を覆ってくれて
護ってくれればちゃんと機能を
果たしてくれるので、じゅうぶん。

履物も、履いて外を歩ければ、
怪我しないで歩ければじゅうぶん。

傘もビニール傘とかで大丈夫とか、
そういう価値感かもしれません。

一方で、色や柄、デザインで
もっと感覚的に満たされたくて
ファッションを楽しんだり、

また、それを周りの人から
どのようにフィードバックされるか
を楽しむ人もいますよね。

きっと、さちこさんはそのような
タイプなのではないかなと思いますし、

だから、そうではない娘さんを見ると
自分と違うし、何かおかしいのでは、
と思ってしまうのかもしれません。

ですが、娘さんは病的なわけでなく、
ただ、ニーズが違う、
パーソナリティが違う、ということです。

ぜひ、その視点を持ってみてください。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、クローバーさん
(50代・女性・パート/美容室アシスタント)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも川畑先生のお話に
とても励まされています。

高校3年生の娘のことで悩んでいます。
最近、学校を休みがちです。

小学6年生の1学期も、
ほとんど学校の保健室で
過ごした経験があります。

夜も遅くまで出歩くようになり、
そのせいもあってか
朝も起きられません。

学校へ行く時は
ほとんど車で送って行っています。

先日は、娘が目のプチ整形をしたい
と言ったことに私が反対したので、
勝手に父親と2人で
病院へ行ってきたようです。

校則違反なのに
髪を自分で明るく染めたり、
ピアスも父親と病院であけたり、
最近は耳の上や唇にも
ピアスをしています。

学生のうちは駄目と言っても、
私の言うことはあまり聞いてくれません。

男の子と夜遅くまで会っていたり、
心配ばかりしています。

私も部屋が片付けられないということや
料理や家事が苦手であるなど、
自分に自信がなく、

そのことを娘にも責められるので
強く言えないのです。

夫にも『してしまった後に
言っても仕方ないだろ!』と言われ、
ケンカになりそうで、
途中で話せなくなります。

歳遅く産まれた可愛い娘なのに
いつもケンカになり、
表面的な家族のようで
どうしてよいかわかりません。

ADHDの私自身が
何とか変わらねばいけない、
と思いながら、

物が捨てられないせいなのか?
とも思い、悩んでいます。

【A】高校3年生の娘さん。
お年頃で、親の言うこと聞かない
時期ですから、ご心配も絶えない
のではないかとお察しいたします。

まず、クローバーさんご自身が
ADHDで、物が捨てられなかったり、
家事が得意じゃなかったり、

そのせいで娘さんやご家庭に
影響が出ているのでは?と懸念して
いらっしゃるようですが、

ぜひ、このご自身を責めるということ
はやめていただきたいと思います。

 
 
自分から生まれてきた娘なのに
どうしてこんなに性格が違うんだと
やきもきしたり、

ご主人と教育方針がずれていること
にイライラしたりするかもしれません。

 
が、この世の何事もそうですが、
何が正解かというのはないんですね。

娘さんもご主人も、
そしてもちろんクローバーさんも、
それぞれ好みや個性、傾向があります。
 
まさに多様性ですね。

 
娘さんには娘さんの好みや個性、
主義や主張があるということを、
 
ぜひ今一度、理解する、受け入れる
ということをしてみていただきたいな
と思います。
 
 
多様性、個性ということについての、
私のかつての体験も交えて
お伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、なかつなさん(40代・女性・介護士)
のご相談にお答えします。

【Q】6歳になる娘についての相談です。

年長になり、昼寝がなくなったのも
関係しているのか、夕食の頃には
とてもイライラしています。

イライラするのは仕方ないのですが、
耳に響くような声で怒ったり、
大丈夫なのかな?と思うような
癇癪を起こします。

私の父は、お酒を飲むと暴言を吐き、
時には手が出ることもあり、
とても苦手でした。

家が旅館だったので、母も余裕がなく、
感情的に怒ることが多かったです。

それもあってか、私も感情的に怒ったり、
キーっとなることが今もあります。

子どもの頃は、私の妹のほうが、
それが酷かったように思います。

そんなこともあったのが気になり、
娘に「病院行こうか?」と尋ねると
「大丈夫!」と怒り、耳をふさぎます。

自分と似ているところもあり
どうにかしてあげたいなぁと思うのですが、
それについて話すと嫌がるので、
どう対処していいか分かりません。

私は母親に聞いてもらえなかったので、
なんとかしてあげたいと思っています。
ご教示よろしくお願いします。

【A】娘さん思いのお母さんのご相談です。

年長さんぐらいの年頃は
もうすぐ小学校に入る時期でもあり、
特に女の子は大人びてくる子もいますね。

幼稚園や保育園の中では、
年中さんや年少さんから見ると
お兄さんお姉さんの立場で、

しっかりしなきゃということが
園でも家庭でも期待されるような
時期でもあります。

子どもにしてみると、
ちょっとプレッシャーがかかって、

いつまでも子ども子どもしていられない
というような認識が芽生えてくる頃かも
しれません。

なかつなさんがおっしゃるように、
お昼寝がなくなったというのは一つ、
イライラや癇癪につながる可能性として
あるかもしれませんね。

夕食が近づいている時間帯で
お腹が空いているということも
あるかもしれません。

生理的欲求が満たされないとき、
私たちはイライラしやすくなります。

一方で、心理的な欲求についても
娘さんなりの思いがあるのかも
しれませんので、

生理的・心理的の両面から見ていく
ことをお勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

※ビデオの中で紹介した本はこちらです。
こころ しずまる まほうの まねっこ』(芦谷道子/Gakken)
https://hon.gakken.jp/book/1020590300

 

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今日は、ミケさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】大学1年生の娘が、入学後
2ヵ月で学校へ行かなくなりました。

高校1年生の時、入学で環境が変わったことと
コロナ禍が重なり、うつになり、不登校に。

そして全日制から通信の高校へ転校しました。

進学はしたいと言うので、
先生のサポートもあり、私もできる限りの協力をして、
何とか合格、卒業、そして大学へ進学することができました。
これからまたやり直せると、その時は思っていました。

最初の2ヵ月は、勉強は大変だけど、友達もでき、
忙しいなりに充実した学生生活を送っているように
見えたのですが、6月に入り、急に行かなくなりました。

思い起こせば、“推し”のライブに行ったあたりから
様子が変わりました。

朝も起きず、頭が痛い、お腹が痛い、吐きそうなどと言い、
最初はPDSや気圧病だろうから、
落ち着いたらまた通うだろうと思っていたのですが、
何日たっても行く気配がありません。

強く言うとすぐに辞めると言うので、
無言のプレッシャーを与えていましたが、
平気な顔をしていました。

少し機嫌がいい時にどうしたの?と訊くと、
ライブが終わって目標がなくなったら、
気力もなくなったと言うのです。
自分の人生、何だと思っているのか…。

そんな感じで1週間経ち、1ヵ月経ち、
結局、6月以降もうずっと行っていません。
訊いても、行くからと言うわりには、全く行く気配もなく…。

無理に辞めさせるわけにもいきませんが、
学費のこともあるので、
これから先どうしたらいいのか悩んでいます。

せっかく入った大学なので、
卒業だけはして欲しいとも思いますが、
どうすれば行ってくれるのかわかりません。

【A】ミケさんの親心溢れるご相談ですね。

娘さん、高校生の時も入学したての頃に、
環境が変わったのと同時に
コロナ禍が重なってということで、

いわゆる適応障害でしょうか、
環境にうまく適用できず、不登校になったり、
社会人でも出社できなくなったりということがあります。

5月病なんてよく言いますが、
これは必ず5月というわけではなく、

新しい環境に入って1〜2ヵ月、
または数ヵ月して体調が悪くなって、
鬱々として、なかなか起きられなくなってしまう
というようなことは、あることなんですよね。

また、娘さんのパーソナリティとして、割と繊細で、
そういった環境の変化が苦手かもしれませんね。

ただ、高校時代は通信制に変更したら
ちゃんと卒業できたし大学にも合格したとのこと、
すなわち学力はあるわけですよね。

そういった背景と娘さんの個性がうまく折り合う方法を
ぜひ今の大学生活でも模索していただきたいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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サムネ_20230320

FROM 川畑のぶこ

今日は、三日月さん(40代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】はじめまして。
いつもさまざまな悩み相談の内容と
回答を興味深く拝見しております。

私は40歳で、4人の子どもを持つ主婦です。

自分の生い立ちから、性格、子育てに悩む毎日で、
治したくてもなかなか治らず、本当に困っています。

亡くなった父は、自分も幼少期に
酒乱の母親から虐待を受けていたこともあり、
子ども時代は私もよく殴られたりしました。

大人になってからは良好な関係が築けていましたが、
お互いお酒を飲むと衝突することがあり、

取っ組み合いになり殴られて
眼の周りを骨折したこともあります。

そんな父への感情は亡くなった今も複雑で、
過去を思い出すと、
殺したいという感情になることもあれば、

逆に、とても大好きで
居なくなったことを寂しいと思う感情になることもあります。

殴られている私を母は庇ってはくれず、
母への恨みのようなものも
根っこの部分に少なからず持っています。

そんな私ですが、
働き始めて自分でお金を稼げるようになってから、
とにかく散財をしてしまうようになりました。

散財するのは、服や自分を着飾れる物で、
食べ物や交際費などの消え物には使いたくないのです。

とにかく自分をよく見せたい。
そんな感情にかられます。

若い頃は周りに友達もいて、他に楽しいこともあったりして、
まだそこまで散財はひどくはなかったものの、

結婚してからは、主人の稼ぎが良いのもあり、
借金はしていないものの貯金なんて全くできていません。

とにかく欲しい。

買う物は、値下げ品やアウトレット品など
お得な物ではありますが、

お得であればあるほど、タガが外れたようになり、
一日に10万くらい使ってしまう日もあります。

ただ、結局ほとんどのものは使っておらず、
眺めているか、やっぱり似合わないから要らないと、
買取業者に出したりしてるかで、

本当に無駄なことをしていると自分でも分かっているのです。
でもやめられません。

何度も断捨離の本や片付けの本などを読み、
奮起してみましたが、結局戻ってしまいます。

これから子どもの教育費もかかるし、
どうにか辞めたいと思い、主人に
お金の管理を代わってほしいと相談もしましたが、
無理でした。

主人は物欲がなく、何も欲しいと言いません。

食べたい物も行きたい所も何もなく、
何を聞いても「うーん…」と言うだけで、
答えが何も出てきません。

何もかも私が決めなくてはいけないのもストレスで、
そういったストレス発散も散財に
拍車をかけているような気がします。

子育てもいつもイライラしてしまい、余裕がなく、
自分の父親のようにはなってはいないにしても、

お酒に頼ることもあったり、
少なからず自分にも父の血を感じることはあります。

自分の周りに子どもがベタベタ来るのも嫌で、
母親なのに嫌悪感すら感じてしまいます。

たまに、妻も母もやめて1人で自由にどこかに行きたい!
という衝動に駆られることもあります。

なんとか母性で踏み止まっていますが、
いつか爆発しそうで怖いです。

自分のこんな性格や散財癖をどうにかしたいです。

 
【A】「妻も母もやめて1人で自由に
どこかに行きたいたい」というところに、
三日月さんの心の叫び、
魂の叫びのようなものが伝わってきます。

日々、かなり抑圧的に過ごされている
のではないかなと感じました。

アルコール依存症はある程度、
世代間連鎖をするということがわかっています。

幼い頃に虐待を受けた対象であるお母様を、
お父様はモデリングしてしまっている可能性がありますね。

母親とそのような関わり方をされたお父様は、
ご自分ではそれを嫌だと思いつつも、

何かあった際に衝動的に、
母親と同じような行動に出てしまう。

そのようなパターンをお持ちだったのでしょう。

今の三日月さんには、
自分の代でその連鎖を断ち切ると決めること、
そして、そのための行動に出ることが必要です。

また、とことん抑圧して爆発、という「全か無か」ではなく、
日頃からご自身のニーズを健全に主張し、
伝えるスキルを身につけることをお勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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今日は、あおぞらさん(40代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】6歳の息子、9歳の娘と暮らしております、
シングルマザーです。

息子はADHD、ASDの傾向があり、
突発的に起こす危ない行動、
こだわりゆえの癇癪があり、
一度スイッチが入ると止まりません。

そのため、娘や私との諍いもたびたびあります。

保育園が休みの日には、家事に忙しい私に代わり、
近所に住む私の父が公園で息子と遊んでくれるのですが、
父は直情的な性格な上、昭和の体育会系出身。

息子に言うことを聞かせるために大声をあげ、
手を挙げてしまうこともあります。

それでも息子は「ジィジ大好き、遊ぼー!」
とジィジを迎えに行き、一緒に遊びに行きます。

ところが先日、児童相談所から
父の孫への行為に対して通報があったと
連絡を受けてしまいました。

父としては、息子は実際に車に轢かれそうになったり
することもあるため、孫の身を守るという部分もあり、
またシングルマザーの私を助けてくれるために
孫と遊んだりしてくれています。

女の子である娘には手をあげたことは一度もありませんし、
「男の子は可愛いね」と、
息子に対して言っているのを聞くことも度々あります。

①児童相談所からの通報に対して、父にどういう風に伝えたらいいのか
②父の大声や手を挙げる行為を止めるにはどうしたらいいのか

この2点をご教示いただけませんでしょうか?
 

【A】昭和の体育会系出身というと、大声上げて当たり前、
手を挙げることなんかもしつけというか
トレーニングのうちだ、なんていう時代が本当にありましたから、

お父さんからすると、男らしさとか強さの象徴として
そのように鍛え上げようという気持ちで
息子さんに接しているのかもしれませんね。

でも、今の時代、これは虐待で、許されることではありませんね。

人権というものを考えた時
当時は時代そのものがまだ少し野蛮だったというか、
反省しなければいけないところがたくさんあった。

ただ、ここが父親や母親の世代では未だにアップデート
されていない、という実態があるわけです。

もちろん、男らしさだけに関わらず、女らしさについても、
女の人は何も言わずに後ろからついてきてとか、
家の中でずっと尽くしてというような、
価値観も逆にあるかもしれません。

あおぞらさんは、シングルマザーで
ご自身もお仕事をしていらっしゃるとのことですので、
もしかしたら、

お父さんの持っている妻像や女性像に
自分が合っていないから、
なんかこう言いにくいというようなところも
もしかしたらあるかもしれませんし、

また、お父さんが良かれと思ってやっていることだと
分かっているから、言いにくいということもあると思うんです。

お父さんの良心を傷つけることなく
必要なことをしっかり伝えるためのポイントをお伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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今日は、紬さん(40代・女性・専業主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
川畑先生こんにちは。
私は46歳の専業主婦です。

高校生と中学生の娘がいます。
特に目立つこともありませんが、姉妹仲が良く、
明るく、よく笑う、とても優しい娘たちです。

私は子どもたちが小さい時、余裕がなく、
自分の機嫌で叱ったり、待つことができず急かしたり、
振り返ると、本当に可哀想なことをしてきたなぁ、と思います。

スーパーでパートをしていた時、
お母さんがイライラと子どもを叱るパターンを数多く見ましたが、
今の私が見るとほとんどが叱る内容ではなく、

涙を浮かべた子どもさんを見ると自分も同じことをしてきた後悔と、
当時、涙を浮かべていたであろう我が子たちの顔が浮かんできて、
胸が締め付けられそうになります。

毎晩寝る時は「〇〇がママの所に来てくれて本当に嬉しいなぁ。
大好きだよ。おやすみ」と抱きしめていましたが、
昼間はイライラとため息をつくことも多く、
子どもながらに気を使わせてしまっていたと思います。

今はイライラすることもないですし、子どもの話もいつも聴いています。

子どもも「ママの意見が聞きたい!」とよく話してくれますし、
自分にはもったいないくらい優しい娘たちです。

しかし、過去の後悔が消えず、
幼かった娘たちに謝って抱きしめてやりたい気持ちで、
涙が出てきてしまいます。

この気持ちにどうやって向き合えばよいでしょうか。
川畑先生のご意見をお聞かせください。​​

 
【A】
真面目な紬さん。
素晴らしいお母さん、理想的なお母さんですね。

もう私の方が、子どもにイライラしない方法を
教えてほしいくらいです(笑)

育児って、イライラしたり、
くよくよしたりするものなんですよね。

もちろんそれがないに越したことはないです。

でも、大人の枠組みで言うと当然のことでも、
子どもの枠組みではすべて白紙の状態で、
善悪の判断もない中で、危険なこともする。

人間の本能は、特に母性は、
子どもが危険だと感じることがあればまず恐怖が出て、
その二次感情として怒りの感情が出てきます。

怒りというのは、実はその背後に
不安や恐怖があったりするのですね。

この子を大事だと思うからこそ、
無事に生きてほしいと思うからこそ、
イライラしてしまうんです。
怒りが出てくるんです。

育児で大変な時期、紬さんは紬さんが
その当時にできる最善を尽くしてきたはず。

どうぞそれを信頼して、ご自身を認め、
過去を悔いるのではなく、
「今」そして今後の娘さんたちとの関係性に
目を向けてみてください。

続きは、ビデオでお話しします……

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20220822

FROM 川畑のぶこ

今日は、向日葵さん(60代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】
37歳の娘のことでご相談します。

2年前に離婚をし、近くに住むようになりましたが、
人脈を求め、また遠くへ引越すとのことで、
私は寂しいです。

私も仕事と高齢の両親の世話があり、
娘はほぼ一人で家のことをやっています。
子どもには、叱らないことを心がけているようで、
感情的に叱っているのはあまり見たことがありません。

それについては尊敬するのですが、
一方で、部屋の中がグチャグチャで
ひどい有様なのが気になります。

娘は「キッチリやらねばと思うとストレスで
子どもに当たってしまうから」という理由で、
家の中のことはルーズにしているようなのですが、

衣類は脱ぎ散らかしたまま、
おもちゃは出しっ放し、シンクには食器の山、
部屋の隅には髪の毛が溜まり放題、
仕事部屋には片付けていない段ボール……
などなど、そんな状態の中で食事をしているので、
子どもの教育にも影響するのではないかと、
私は心配です。

娘は友達も多く、楽しみながら子どもと2人で
生活をしているようではありますが、
内面や環境を整えることを後回しにして、
外部意識だけでやっていることが、
そのうち娘の仕事や子育てに影響しないか、
懸念しています。

私は訪問のつど、楽しく孫に向かって、
靴を並べること、おもちゃを片づけることなど、
焚きつけるようにアプローチしています。

このような娘に、
母としてどのように接すればよいでしょうか。

 
【A】
向日葵さんの母心、心配心あふれるご相談ですね。

まず、部屋の環境づくりや
住まいの片づけ方に関しては、
きちんとしないと気が済まない人もいれば、
ある程度、放ったらかしでも全く気にならない
人もいて、人それぞれ異なります。
 
向日葵さんが心配されるように、
子どもの命や健康に影響が出てきてしまうようで
あれば、何らかの介入をする必要があります。

また、その人がそれによって大きな問題を抱えて
しまって、人生が機能しなくなってしまっている
というのであれば、それもまた問題です。

しかし、そうではなくて、
部屋は散らかっているけれども
みんな元気で幸せで
健康にも心配なく過ごしているという場合は、

もうこれはその人のスタイルというか、
パーソナリティというか、それでも地球は、
私の人生は回っているという生き方の問題にも
なってくるかもしれませんね。

それでも、向日葵さんが何らかのアドバイスや
サポートをしたいと思われる場合、
今はワンオペで子育てをがんばっている娘さんが
置かれている状況を十分に理解したうえで、
批判からではなく、愛と思いやりから
コミュニケーションされることをおすすめします。

続きは、ビデオでお話しします……

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