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今日は、キタハラダさん(10代・男性・学生)
のご相談にお答えします。

【Q】僕は身長が162センチで、
日本の男性の平均身長より低いことが
コンプレックスです。

医師に相談したら、19歳は今後
身長が伸びないと言われました。

過去に身長を伸ばす適正な食事、睡眠、
運動をしておけば身長が伸びていただろうと、
後悔してしまいます。

取り返しのつかない失敗をしたとき、
どういう心持ちでいたらいいですか?

【A】ティーンエイジャーならではの
ご相談ですね。

10代というのは、外見、容姿がすごく
気になる世代ですよね。ルックス、
アピアランスなどと言ったりもします。

私の息子も、身長が伸びるようにと
毎日牛乳を一生懸命飲んだりしています。

私自身も中学校時代はそんなことがあった
なぁと思い出しながら読んでいました。

キタハラダさん、過去の生活習慣を
後悔しているとのこと。

「取り返しのつかない後悔」と
おっしゃっていますが、
ぜひ一度ゆっくり考えてみてほしいこと
があります。

世の中には何事にも平均値というものが
あり、身長にもありますね。

仮に日本人男性の身長の平均が170cm
だとしましょう。

その170cmに満たない場合、
キタハラダさんの人生が全く機能しない、
人として認められない、というようなこと
が大前提なのであれば、それは確かに
「取り返しがつかない」のかもしれません。

ですが、平均というのはあくまで平均。
そこに達していないと取り返しがつかない、
ということはありませんよね?

これは身長に限らず、の話です。

また、人生とかそこまで大きな話ではなく、
例えば、身長が低いと恋愛に不利、という
ような解釈をしているとしましょう。

それも、果たして真実か、それもちゃんと
確認する必要があると思うんですね。

 
とある機関が行った調査で
20代から40代の女性688人を対象に
男性の身長に関するアンケート調査という
ものがありますが、
とても興味深い結果が出ていましたよ。

一つの事例としてご紹介しながら、
ぜひキタハラダさんに目を向けていただき
たいことについてお伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

※ビデオの中で引用したアンケート調査結果
https://woman.mynavi.jp/article/230829-4_1190537-3/#:~:text= 

 

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今日は、めぐみさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】結婚して24年、夫、大学生2人、
高校生1人の5人家族です。

夫とは子育ての過程で
意見が合わなくなり、
不仲になりました。

今から10年ほど前からで、
食事も別メニュー、
食卓についても私の料理は食べません。

私は子育てと夫へのストレスを、
毎日飲酒したり、買い物したり
して発散してきました。

子どもへは
必要最低限のことしかできず、
もっと一緒に勉強を見てあげれば
よかったと後悔ばかりです。

当時は日々のストレスを
発散することばかりに目が向き、
子どもが可愛いとは思えない状態で、
そのつけが
今、きているように思います。

3人の息子はいわゆる底辺校ですし、
長男は家が嫌だと言って
ひとり暮らしをしています。

バイトは清掃の仕事を探していると
言われました。
大学まで行かせているのに、
清掃の仕事を探していることが
私は悔しいです。

でも、これも夫との不仲が
原因なのでしょう。
おそらく次男も三男も
似たような将来かと思います。

私は子育てに失敗しました。
長い時間をかけて、こんな
子育てしかできなかったことを
大変悔いています。

この先は
私一人で暮らしていきたいです。

でもこの子育ての失敗が頭から離れず、
ママ友のお子さんの合格話を聞くと、
自分の失敗を
本当に恥ずかしく悔しく思います。

意味のなかった結婚生活を
なかったことにしたい。

この先どういう心持ちでいたら
いいのかわかりません。
なにかアドバイスを
いただけましたら幸いです。​​

【A】ものすごくたくさんの後悔を
持っていらっしゃるのですね。

後悔というのは、ずっと過去に
しがみついてしまう状態、
現在にも未来にも、過去を置いて
しまっている状態ですね。

今起きていること、
未来という、まだ起きてないこと、
それらは本当は過去とは
関係のないことなのですが、

成し遂げられなかった何かが
ずっと目の前にある状態、
そして、未来にもあると思い込んで
しまっている状態ですよね。

これはとても辛いですね。

めぐみさんの今回のご相談は、
「子育てに失敗した」というところ
がテーマだと思うのですが、

恵さんにとって、
「成功した子育て」って何でしょう?

まずは、ここを明確に言語化してみる
とよいと思います。

息子さんのバイト探しについても、
清掃の仕事は悔しいとめぐみさんは
思っていらっしゃるようですが、

お母さんから見ていいと思う仕事って
何でしょう? どういう仕事でしょう?
みんなが名前知ってるような一流企業
で働くということでしょうか?

この部分も言語化してみてください。

子育ての成功とは何であるかという
ことを明文化してみて、それは本当に
真実か? 問うてみてください。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、ソラさん(30代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】17年間一緒に暮らした愛犬が先月、旅立ちました。
後悔と寂しさ、辛さで、今でも毎日涙が出てきます。

私が大学生になったばかりの頃に、
我が家に来ました。

私が飼いたいと言い出してのことだったのに、
学生時代や20代前半は自分の遊びに夢中で
あまりかまってやらなったこと、

それ以降も、
日中は家族全員勤めに出てしまう家の中で
留守番ばかりさせてしまったことを、
今ではすごく後悔しています。

最後の数ヵ月は介護が必要になり、
家族と協力しながら、
私なりに寄り添ってケアをしたつもりです。

でも、元気な頃に寂しい思いを
たくさんさせてしまったことに比べたら
最後に私がしたことなんて
比べものにならないと思います。

ソラは毎日どんな思いでいたのか? 
我が家に来て幸せだったのか?
もう一度抱きしめたい、散歩に行きたい。

毎日毎日考えては、たくさんの後悔で
押しつぶされそうになります。

私はこの先、どうやって
前を向いたらよいのでしょうか。

【A】飼い主にとってペットは家族ですから、
亡くなるのは本当に辛いことですね。
  
我が家にも犬が一匹おりますので、
もしこの子がいなくなったら…と
想像するだけで胸が苦しくなりますし、
ソラさんのお気持ちがよくわかります。
 

私たちは何かを失った後、ものすごく後悔しますね。

これは愛犬に限らず、
家族が旅立った時も同じだと思います。
 
もっとできることがあったんじゃないか、
あの時、仕事なんかしないでもっと一緒に
いてあげればよかったんじゃないか、
 
もっと話を聴いてあげればよかったんじゃ
ないか、もっと優しくしてあげれば
よかったんじゃないか、、、。

ですが、
「後悔先に立たず」とはよく言ったもので
起きたことはどうすることもできません。
 
私たちにできるのは、そこから何を学び
次にどう活かすかということなんですね。

また、後悔しちゃいけない、後悔しないように
生きなければいけないと、常に自分に押し付けて、
失敗しないようにと思っていると、苦しくなります。
 
私たちはそもそも
「失敗するし、後悔する生き物なんだ」ということを
受け入れることもとても大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、サクラさん(50代・女性・幼児教室講師)
のご相談にお答えします。

【Q】先日、主人が亡くなりました。
主人はASDで、
私はADHDの傾向にありました。

主人が、人間関係が苦手で
転職を重ねる傍ら、
私は、人の顔色を見ながらうまく
人間関係を通り抜けてきました。

なのに、主人が入ると
壊れていくことが多いと感じ、疲弊し、
苛立ちから怒鳴って諭す日々になり、
そんな私に主人は
不信感を持ちはじめていました。

娘が道理に合わないことをしたので、
怒鳴って諭そうとしたら、
怖いと言われました。

自分のやり方、生き方を変えなければ、
娘も私から離れてしまうと思いました。

娘から、ボーイフレンドの両親が
仲が良いと聞くと、
喜ばしいことなのに、

私達夫婦も仲が良い時もあったのに、
怒鳴ってきたことで、
人も自分も傷つけてしまったなぁ
と後ろめたく思います。

自分の罪悪感に何年も悩まされ、
主人が亡くなってからは、
落ち込みが強くなってきました。

気持ちの整理を
少しずつしていきたいです。​​
何からどう始めたらよいでしょうか?

【A】ご主人がお亡くなりになった
とのことで、
いろいろ大変なこともあったようで、

でも、ぶつかり合うというのは、
それだけ思い入れがあるからですよね。

愛があるから私たちは心配もするし、
心配するからそれがエスカレートして
怒りになったりもしますよね。

きっとサクラさんもそんな状況
だったのではないかなと思います。

そしてご主人が亡くなって、
そのことについて、生前の関わり方に
関して後悔していらっしゃる。

娘さんにも同じような態度で接していて、
離れていってしまうのではないかと
恐れているということなのですが、

まず私たちは
人生でたくさんの失敗を犯します。
失敗をしない人は存在しないですね。

ただ、罪悪感でいつまでも自分を
責めていても何の役にも立ちませんから、
しっかり反省をしたら、
そこから学んで次に進むことが必要です。

その際、ご主人にもサクラさんご自身にも
限界があったんだということを認める
ということも大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、紬さん(40代・女性・専業主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
川畑先生こんにちは。
私は46歳の専業主婦です。

高校生と中学生の娘がいます。
特に目立つこともありませんが、姉妹仲が良く、
明るく、よく笑う、とても優しい娘たちです。

私は子どもたちが小さい時、余裕がなく、
自分の機嫌で叱ったり、待つことができず急かしたり、
振り返ると、本当に可哀想なことをしてきたなぁ、と思います。

スーパーでパートをしていた時、
お母さんがイライラと子どもを叱るパターンを数多く見ましたが、
今の私が見るとほとんどが叱る内容ではなく、

涙を浮かべた子どもさんを見ると自分も同じことをしてきた後悔と、
当時、涙を浮かべていたであろう我が子たちの顔が浮かんできて、
胸が締め付けられそうになります。

毎晩寝る時は「〇〇がママの所に来てくれて本当に嬉しいなぁ。
大好きだよ。おやすみ」と抱きしめていましたが、
昼間はイライラとため息をつくことも多く、
子どもながらに気を使わせてしまっていたと思います。

今はイライラすることもないですし、子どもの話もいつも聴いています。

子どもも「ママの意見が聞きたい!」とよく話してくれますし、
自分にはもったいないくらい優しい娘たちです。

しかし、過去の後悔が消えず、
幼かった娘たちに謝って抱きしめてやりたい気持ちで、
涙が出てきてしまいます。

この気持ちにどうやって向き合えばよいでしょうか。
川畑先生のご意見をお聞かせください。​​

 
【A】
真面目な紬さん。
素晴らしいお母さん、理想的なお母さんですね。

もう私の方が、子どもにイライラしない方法を
教えてほしいくらいです(笑)

育児って、イライラしたり、
くよくよしたりするものなんですよね。

もちろんそれがないに越したことはないです。

でも、大人の枠組みで言うと当然のことでも、
子どもの枠組みではすべて白紙の状態で、
善悪の判断もない中で、危険なこともする。

人間の本能は、特に母性は、
子どもが危険だと感じることがあればまず恐怖が出て、
その二次感情として怒りの感情が出てきます。

怒りというのは、実はその背後に
不安や恐怖があったりするのですね。

この子を大事だと思うからこそ、
無事に生きてほしいと思うからこそ、
イライラしてしまうんです。
怒りが出てくるんです。

育児で大変な時期、紬さんは紬さんが
その当時にできる最善を尽くしてきたはず。

どうぞそれを信頼して、ご自身を認め、
過去を悔いるのではなく、
「今」そして今後の娘さんたちとの関係性に
目を向けてみてください。

続きは、ビデオでお話しします……

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20220815

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今日は、マルコさん(50代・女性・児童指導員)
のご相談にお答えします。

【Q】
4月に離婚して
実家に戻ってきてしまいました。

昨年は、お互いに仕事もうまくいかず、
元旦那はコロナでリストラにあい
家に3ヶ月いましたが、
何もせずにゲームばかり。

昔は皿洗いや掃除も手伝ってくれたのですが、
「何でやらなくちゃいけないんだ!」と言われて
「私も食事作りたくない」と言ったら、
「作ってなんて頼んでいない」
と言われてしまいました。

何か言うと威圧的に言われ、
キレられてしまうので、
反論することもできなくなっていました。

そんな感じで半年間、洗濯もせず食事も作らず
にいたら「出て行け!」と言われてしまい、
私もずっと出ていきたいと思っていたため、
ちゃんと話し合いもせず出てきてしまいました。

実家の両親も戻ってきていいとの事だったので
勢いで出てしまい、少し時間が経った今、
寂しく、これで良かったのか、
一人で悶々としています。

最近は、昔の写真を見て、
この頃は楽しかったなぁとか、
ちゃんとご飯食べているかな?とか、
元旦那のことを考えてしまいます。

もともと結婚願望はあり
自分の家庭を作りたいと思っていたのですが、
なかなか良い出会いがなく
元旦那と結婚したのは42歳のときで、
結婚生活は10年でした。

子どもが好きで子どもが欲しかったのですが
子宝にも恵まれず、自分の家庭も築けず、
今は落ち込んでばかり。

パートで働いていたので収入もあまりなく、
この先、老後も一人かもと思うと
寂しさと不安でいっぱいです。

こんな私は、どうしたらよいのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

 
【A】
適度な距離感があるからこそ
バランスが取れていた夫婦や家族が、
コロナ禍でのリモートワークで
四六時中同じ時空間にいることになり、
生じるストレスは大きいですね。

そして、さらにはそのコロナが理由で
元ご主人はリストラに遭ってしまった、
お互いに仕事もうまくいっていなかった
とのことで、マルコさんも
先々の生活が不安だったと思いますし、
当時はお二人ともストレスレベルが
かなり高い状態だったことが窺えます。

そのような状況の中で、
マルコさんが家を出る、互いの関係を
いったんクールオフするという選択は
勢いでしてしまったことではあるかも
しれませんが、同時にそのときにできる
最善のことだったことでもあると思いますので、
そこは否定せずに認めてください。

そのうえで「近況報告」というスタンスで、
今のマルコさんの素直なお気持ちを
元ご主人に連絡してみる、
というのはよいのではないでしょうか。

並行して、ご自身の新たな未来にも
明るい希望を持って
前進していただきたいなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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20220425

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今日は、 ユーヤンさん(70代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
夫婦二人暮らしの主婦、70歳です。
 
60歳の定年まで務め、自分なりにまじめに
頑張って生きてきたつもりなのですが、
好きな家庭菜園や手芸をしているときでも、
過去の失敗、まずい失言、行動が
頭に浮かび苦しい気持になります。

そんな状態を俯瞰できたときは、
ゆっくり深呼吸して、我にかえります。

好奇心旺盛で、
積極的に生きてきたと思うのですが、
最近は何事にもやる気がしない状態です。

残された人生を楽しく生きていくための
アドバイスをお願いします。

   
【A】

ユーヤンさん、すごく真面目で
誠実な方とお見受けしました。

誰かにされて嫌だったことや
恨みに思っていること、
怒りを感じることではなくて、
自分がしてしまった過去の失敗や失言への
後悔がたくさんよぎってしまって
お辛いということなのですね。

そんな中でも、ゆっくり深呼吸をして
我に返るということをされている。
これは、とても素晴らしいことだと思います。

呼吸に丁寧に注意を向けている、
このような状態をマインドフルネスとか
マインドフルネス呼吸と言ったりしますが、

このマインドフルネスな呼吸を通じて、
私たちは、過去に連れ戻されたり
未来に連れ去られたりしてしまっている心を
「今この瞬間」に取り戻すことが
できるようになります。

同時に、ものの見方を健全化することが
とても大切ですし、効果的です。
そのための考え方のコツもお伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

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20210607

FROM 川畑のぶこ

今日は、まりもさん(40代・女性・専業主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
私は自己受容を勉強したくて
本をいろいろ読んでいるのですが、
自己受容どころか
今までの自分の間違った言動ばかりが思い浮かんで、
後悔してばかりです。

自分はなんて無神経で流されやすく、
考えが浅いのかと落ち込んでいます。

娘は中3ですが、小学校高学年から不登校です。
娘の気持ちをやっと分かってきたかなと思う頃には、
娘は昼夜逆転生活で、
一緒に過ごす時間は1日に1時間もないくらいです。

私は料理が苦手で、レパートリーも少なく、
あまり味しくないです。

どうにかまともにできていたメニューも、
最近はうまくできなくなりました。
栄養面でも悪い影響を与えていると思います。

人付き合いも苦手。

娘は絵を描くための本を集めるのが好きで、
週1ペースで書店に行っていたのですが、
外出して帰ると機嫌が悪くなり、当たり散らされるので、
私は彼女と出かけるのが面倒になりました。

娘は今年2月以降、ほぼ家から出ていません。

もっと古い、何十年も前のことでも
ネガティブに考えてしまいます。

どうしたら自分を許すことができるのでしょうか?

 
【A】
今いちばん気がかりでいらっしゃるのは娘さんのこと
なのかもしれませんが、それ以外にも、
お料理が苦手だったり、何年も前のことを考えてしまったりと
苦しい思いをされているとのこと。

ネガティブなことを自ら批判して
さらにネガティブになってしまっている、
ダブルネガティブ状態ですね。

ネガティブな感情を持つこと自体は
決して悪いことではありません。

また、まりもさんのように自分を振り返る
「クリティカルシンキング」で、
自分自身を敢えて批判的にチェックしたり、
客観的な視点を育んだりという姿勢はとても有効です。

ですが、何事もバランスです。
批判やネガティブ思考の度が過ぎてしまうと、
これはご自身の人生の質を損なうことにつながってしまいます。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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今日は、のんさん(60代・女性・主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
大学4年、間もなく卒業予定の娘のことです。

コロナ前までは、順調に学生生活をしていると思っていました。
海外留学も決まって、卒論のみとなっていたところに、
コロナ禍で留学が中止となり、やむなく就活を始めました。

遅れての就活で、数社、最終面接までいきましたが、
なかなか内定まで至らず、
また、リモート授業ばかりでアパートに籠もる生活から、
人と交わるのが苦痛になったと言います。

また、運の悪いことに、
研究室の教授が大学の都合で異動になり、
4年生からまた新しい教授につくという事態になり、
娘は休学したいと言うようになりました。

大学とは精一杯交渉し、納得いかない旨伝えたが、
事態は変わらなかったと。

せめて留学して、大学と距離を置き、
心を落ち着かせようとしたところのコロナ禍。

心の糸がプツンと切れたそうで、
年末に教授との連絡を断ち、
期限内に卒論を提出しないことを選びました。
やっと決まっていた就職も断ると言います。

急に、引きこもりニート路線まっしぐらで、
親としてはびっくりです。

よく話を聞くと、人と交わることで
生きづらさを感じることは前からあったと。

小学生のときの支配的な友人の体験を未だに
引きずって恨んでいることなど、話してくれました。

実は、娘を妊娠・出産、そして子育てしていた時期に、
夫が長く何度も不倫をしていることがわかり、
私自身、自分のことに精一杯だったため、
子どもをよく見ていなかったかもと、
後悔ばかりが湧いてきます。

夫とのことは、新しい夫婦関係を再構築して乗り越え、
今では前より良い関係になりました。
娘のことは私のこととは関係ないと思いたいのですが、
母親である時間より、女として夫と向き合い戦うことに
エネルギーを多く使った気がして、
申し訳ない気持ちになります。

親として今後どうしたらいいか、アドバイスをお願いします。

 
【A】
母猫さん、娘さんに今起きている問題を、
自分のせいじゃないかと思っていらっしゃるのですね。

夫との問題を抱えていた時期に、
自分が100%、娘と向き合って来られなかったことで
こういう風になってしまったのではないかと、
ご自身を責めてしまって、
後悔や罪悪感に襲われてしまっているのでしょうね。

まず、子育ての後悔に関しては、母猫さんに限らず、
多くのお母さん方が経験されています。

例えば、子どもが3人いて下の子にばかり手がかかって
上の子を全然見られなかったんじゃないかとか、
夫が単身赴任の間、全部ワンオペでやらなければならず
十分に愛情を注げなかったのではないかとか、、、。

私たちの人生というのは
予測しないことがたくさん起きますね。
本当に計画通りにいきません。
そして、後悔もつきものです。

でも、一つ言えることは、私たちはみな、
その時点での私たちにできる最善を尽くしてきた、
ということです。

母猫さんと娘さんの今回のケースにおいても、例えば、
コロナさえなければ、教授が変わりさえしなければ、、、
という思いもあるかもしれませんが、
そのようにいろいろなことが起きる人生で、
そのとき、その条件の中での最善を
みんな尽くしているということです。

続きは、ビデオでお話しします……

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191021

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、たまちゃんさん(60代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
長男との関係についてご相談させていただきます。

私は、結婚している長男と疎遠になったことを悩んでいます。
思い起こせば、些細なことや話に出た言葉に私が過剰に反応して、
長男の嫁、嫁のご両親に対する不信などをメールで長男に送ったことが
きっかけだったと思います。

愚痴や悪口と取られたのか、長男は、当初から電話ではゆっくりと話す
こともしてはくれませんでした。考えてみれば、そんな私の態度に
息子は嫌な気持ちになるだけで、何もいいことなどなかったのでしょう。

今からでも、どのようにすれば良い関係が築けるのか、
アドバイスいただきたいです。
 
息子は3人の子供がいるから、子育てが大変だろうと思います。
しかし、嫁のご両親が近くで何かと頻繁に行き来しているためか、
ここ3年ぐらい、私とは不通になってます。
 
嫁本人ともあまりうまくいっていません。私はいまだにゆっくりと話せ
ずに、いつも一方通行で、なかなか彼女の性格を掴めないでいるので
悩んでいます。
~~~~~~~~~~~

たまちゃんの、息子さんへの愛情が感じられますね。それと同時に、
愛情があるからゆえの、息子がコンタクトしてきてくれない寂しさ、
そして、お孫さんともなかなか会えないのでしょうか、そういった孤独感
というか寂しさが伝わってくるご相談です。

まず、ご自身にこのことが起こった原因については、すでにわかっていら
っしゃるのですよね。お嫁さんやそのご両親に対する不信メールを送って
しまったわけですね。

このことについては、お詫びの気持ちがあるのであれば、謝った方がよい
でしょう。

世の中にはいろいろな価値観があります。私たちの究極の課題は、
いろいろな価値を受け入れていくことかもしれないですね。
多様性を身につけていくという課題が、私たちの人生には与えられている
のではないかと思います。

自分の価値観や枠組みの中に他人を全部当てはめる、それ以外の人は排除
する、というのではなく、「私はこの価値でいく」「ああ、あなたはこの
価値で生きているんだ」「この人はこの価値」「彼女は」「彼は」と、
互いに認め合いながらどう調和をとっていけるか。

私は私でよい、あなたはあなたでよいという、互いを認め合うような
多様性、個々が個々であってよいということを認めた結果、その調和が、
集団としての調和ももたらすのだと思います。

ですので、たまちゃんがもしご長男とちゃんと仲良くなりたい、平和な
人間関係、親子関係を築きたいと思ったのであれば、ただ表面的にお詫び
して、仲良くして、私とコンタクトして、というあり方では、ちょっと
難しいと思います。

本当に相手の価値を受け入れることが必要です。

続きは、ビデオでお話しします……

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