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FROM 川畑のぶこ

今日は、なかつなさん(40代・女性・介護士)
のご相談にお答えします。

【Q】6歳になる娘についての相談です。

年長になり、昼寝がなくなったのも
関係しているのか、夕食の頃には
とてもイライラしています。

イライラするのは仕方ないのですが、
耳に響くような声で怒ったり、
大丈夫なのかな?と思うような
癇癪を起こします。

私の父は、お酒を飲むと暴言を吐き、
時には手が出ることもあり、
とても苦手でした。

家が旅館だったので、母も余裕がなく、
感情的に怒ることが多かったです。

それもあってか、私も感情的に怒ったり、
キーっとなることが今もあります。

子どもの頃は、私の妹のほうが、
それが酷かったように思います。

そんなこともあったのが気になり、
娘に「病院行こうか?」と尋ねると
「大丈夫!」と怒り、耳をふさぎます。

自分と似ているところもあり
どうにかしてあげたいなぁと思うのですが、
それについて話すと嫌がるので、
どう対処していいか分かりません。

私は母親に聞いてもらえなかったので、
なんとかしてあげたいと思っています。
ご教示よろしくお願いします。

【A】娘さん思いのお母さんのご相談です。

年長さんぐらいの年頃は
もうすぐ小学校に入る時期でもあり、
特に女の子は大人びてくる子もいますね。

幼稚園や保育園の中では、
年中さんや年少さんから見ると
お兄さんお姉さんの立場で、

しっかりしなきゃということが
園でも家庭でも期待されるような
時期でもあります。

子どもにしてみると、
ちょっとプレッシャーがかかって、

いつまでも子ども子どもしていられない
というような認識が芽生えてくる頃かも
しれません。

なかつなさんがおっしゃるように、
お昼寝がなくなったというのは一つ、
イライラや癇癪につながる可能性として
あるかもしれませんね。

夕食が近づいている時間帯で
お腹が空いているということも
あるかもしれません。

生理的欲求が満たされないとき、
私たちはイライラしやすくなります。

一方で、心理的な欲求についても
娘さんなりの思いがあるのかも
しれませんので、

生理的・心理的の両面から見ていく
ことをお勧めします。

続きは、ビデオでお話しします……

※ビデオの中で紹介した本はこちらです。
こころ しずまる まほうの まねっこ』(芦谷道子/Gakken)
https://hon.gakken.jp/book/1020590300

 

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20210412

FROM 川畑のぶこ

今日は、ゆきさん(50代・女性・ピアノ講師)のご相談にお答えします。

【Q】
息子が結婚して1年になり、最近子どもも生まれました。

かつて、私は主人の両親と同居し、
それがうまくいかず10年で別居しました。

当初も今も、姑はズケズケとものを言う人で、
正直、そのトラウマから今も逃れられません。
もう結婚生活も35年を過ぎ
25年も別居しているという今もです。

そして、そんな関係や思いは絶対に
息子の嫁にも継承させてはいけないと、
結婚当初から思っています。

お嫁さんとは距離を取り、問題ありません。

と、ここからが私の悩みです。

結婚の際、息子はお嫁さんの実家の近くに新居を持ちました。
働くお嫁さんが少しでも楽なようにということで、です。

そして昨日、子どもも生まれたし、
お嫁さんの家の目の前に良い物件があるから
引っ越しをするという報告でした。

「え?目の前?」
即座に、プライバシーもなくなるので辞めたほうがよい。
マスオさんになるよ。お母さんに頭が上がらなくなる、
などと反対してしまいました。

すると、息子からは
「おばあちゃん(姑)と同じことを言って、
結局お母さんは同じことをしている。
僕たちが幸せになる選択をしたのなら、
頑張ってと応援してくれるべきではないの?」
と、全くもってその通りの返答でした。

つまり私の本心は、今まで以上に息子を取られてしまう、
そう、寂しいということなんです。

また、実家の近くに住むなど、
かつて私ができなかったことをやすやすと手に入れようと思う
お嫁さんに嫉妬をしているのかもしれません。

また、お嫁さんと子どもとの生活がいちばん大事と言える
息子の発言がとても羨ましく、
自分の夫はここまで守ってくれたのかなど、
思い出しては悶々としています。

頭では理解し、応援しているのですが、
やはり気持ちに踏ん切りがつきません。

自分の気持ちの執着を手放すには、
時間の経過しかないでしょうか。

【A】
ゆきさんの正直な気持ちが表れていますね。
息子にとってのベストがベストに決まっていると
頭ではわかっているけど、振り返ってみると、
いったい自分の人生何なんだったんだと。

あなたもお嫁さんも、やすやすと自己実現してしまって、
それに引き換え私は……ということですよね。

かと言って、じゃあ、息子さんが
お嫁さんの実家から離れて住めば済むことか
というと、そうじゃないということも、
ゆきさんはもうおわかりだと思います。

物理的な距離をとって、お嫁さんが苦労すれば
自分の気持ちが収まってそれでめでたしめでたしかというと、
そうではありませんよね。

相手がどうであれ、子どもがどうであれ、お嫁さんがどうであれ、
そして、ゆきさんの姑さんとの関係がどうであれ、
ゆきさんが、 私は私でOKと思える生き方ができる
ということが大きな課題になってくるのだと思います。

難しい課題だとも思いますが、
でも、大いにチャレンジする価値のある課題です。

続きは、ビデオでお話しします……

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