20220117

FROM 川畑のぶこ

今日は、アンアンさん(60代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】
結婚生活37年目の主婦です。

街から田舎に嫁ぎ、母屋が同じ村にあり
親戚もたくさんいる状況で、
私なりに頑張って、
子育て・付き合いをしてきました。

ところが、心身共に不調が出て、
病院へかかったところ、
安定剤を出されました。

その後症状は落ち着きましたが、
身体は正直だなと、それまで
頑張ってきたのにショックでした。

夫は、飲む・打つ・買うなどあって、
私に寄り添うことはあまりありません。

でも、私は生活や子育てのため、
薬を飲みながら頑張ってきました。

6年前に、主人が同じ職場の
20歳年下の女子社員と
15年間にわたり浮気をしているのがわかり、
家族はめちゃくちゃになりました。

地獄の日々でしたが、子ども達のため、
生活のため、別居もせず、今に至ります。

主人と女子社員は別れました。
主人は定年退職しました。

私はいろいろな持病もあり、
未だに安定剤も飲んでいます。

女子社員と別れて6年経ちますが、
私の心は複雑なままです。

これから、どのように暮らしていけば
よいでしょうか? 主人はもうすっかり
忘れたように振るまっています。

よろしくお願いいたします。

   
【A】
せつないですね。
耐えて、耐えて、頑張ってきた
アンアンさんの様子が伝わってきます。

心が嘘をついて、無理して、我慢して、
頑張りすぎていると、身体的な症状と
なって出てくることが多々あります。

アンアンさんは、まさにそのケースだと
思いますし、ご自身でも病気の原因が
わかっていらっしゃるようですから、
それでも、今後もこれまで同様に頑張り
続けるのかどうかということですよね。

もし、頑張り続けないと決めたのであれば、
「何を頑張り続けないのか」を具体的に
見て行かれるとよいと思います。

いちばんインパクト大なのは、
すぐに離婚するということですよね。

これまでは、子育てという大きな理由が
あって実際には離婚に至らなかったかも
しれませんが、もうお子さん達も自立して
いらっしゃるでしょうから、今後は、
それは離婚しない理由から除外しても
いいのかもしれませんよね。

もちろん、経済的な見通しも大事ですから、
そこもしっかり確認しましょう。

そして、もう一つ「頑張らない」こととして
「我慢しない」ということ、すなわち
「自分の気持ちを伝える」ということです。

ご主人との今後の関係性について、
「どうすべきか」ではなく
アンアンさんご自身が「どうしたいか」。

ご主人は、聞く耳を持たないかもしれません。
それでも、アンアンさんが
「これからはもう我慢しませんよ」という
立場どりをして、意思表明をすることは
とても大切で、価値のあることです。

続きは、ビデオでお話しします……

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★★年末企画「捨てたい私」大募集!!★★

ビデオ内、川畑からのコメントおよびメール最後の
募集記事をご覧いただき、ぜひぜひお寄せください!
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今日は、リンゴ酢さん(20代・無職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
「ココロの学校」、いつもポッドキャストで拝聴しております。

15歳で高機能自閉症ということがわかり、
20代になった今でも生きづらいです。
幼稚園の時から周りに馴染めず、授業にも追い付けないでいました。

学生の頃は教師に授業を受けさせてもらえず、ずっと
「アインシュタインだから、授業は受けないで私の仕事をしなさい」と、
教師の仕事を手伝うことしかできず、
教師と同級生からは刃物で脅かされてPTSDに近いところとなり、
現在になってもそのことを思い出してしまってパニックになります。

高校は卒業できましたが、現在も無職のまま。
無職、パニック、生きづらい、私の状態を捨てたいです。
どうしたら生きやすく、就職しやすくなりますか?
~~~~~~~~~~~

学生の頃、授業を受けさせてもらえなかった、そして教師と同級生から
刃物で脅かされたとのこと。これはおそらく高校時代の話だと思います
が、このような出来事があってPTSDにならない人は、なかなかいらっ
しゃないと思います。

本当に辛い状況を耐えていらっしゃいましたね。リンゴ酢さんは、
おそらく周りに「助けて」と助けを求めることもあまりなく、
全部自分で抱え込んで、我慢しなきゃいけない、忍耐すればいいんだ、
強くあらねば、とやり過ごしてこられたのではないでしょうか。

でも、結局やり過ごすことはできず、PTSDの状態となって、今それが
パニック障害として現れていらっしゃるのではないかと推察いたします。

まず、この授業を受けさせてもらえないというのは、ハラスメントです。
パワハラですし、また教師もいる場で刃物で脅かされてと、もうこれは、
いじめのレベルを超えて、犯罪です。刑事事件になりますので、本来で
あればもう警察に届けていい内容なのです。

リンゴ酢さんが一人で抱え込む類のものではないということを
知っておいてください。

このような、いわば「事件」の取り扱い方、リンゴ酢さんのメンタル面の
ケア、そして今後の就職活動のポイントについて、
私なりのアドバイスをさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

====================
★★年末企画「捨てたい私」大募集!!★★
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ビデオの中で川畑のぶこからもお願いさせていただきましたが、
「捨てたい私」についてのエピソード、ご相談を募集します!

あなたは、今年、どんなものを得て、どんな自分になりましたか?
そして、何を、どんな自分を「捨てたい」ですか?

「捨てたい私」「私のこんなところを捨てたい!」について、
ぜひ川畑のぶこに教えてください!

いただいたご相談の中からいくつかを、後日配信の
ビデオメルマガでご紹介し、川畑のぶこがお答えします。

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ご相談の冒頭に「捨てたい私」とご記入くださいね!

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181008

今日は、スヌーピーさん(50代・専門職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生 先生の心理学を少しずつ勉強させて頂いています。

夫(50代後半・会社員)は男三人兄弟の次男です。
夫は社会人になってから、ずっと実家の援助をしています。
借金してでも援助します。夫の実家は農家で、台風などの災害があった時
の援助は、私も仕方ないと思いますが、名門?だとかで、葬式、お寺の寄付、
等の見栄無駄の多い生活費など、全て 次男、三男に援助させてきました。

そんな中、義兄は、皆が反対したにも関わらずある事業に失敗し、
1000万以上の借金を残し、夜逃げをしました。義父の年金にも手をつけ、
入院中の病院への支払いが数ヶ月滞り、次男の夫に支払い請求が来ました。
また、全額ではありませんが、夫は借金の保証人にもなっていました。
(三男は保証人を断固 断ったそうです) 義兄本人は無いものは払えない、
死んでやる と夫を脅す始末です。

私達は子供が高校大学と、人生で一番お金の必要な時期の上、リーマン
ショックの時期で夫の給料も下がり大変でした。私もパートに出て必死で
働きました。住宅ローンの支払いが重く、仕方なく両親が残してくれた遺産
を回しました。それでも、いつか時期が来たら義兄を許せるように、と考え、
月に数千円ずつでも返済に協力してほしい旨を何度も手紙に書き送りました。
届いてはいるみたいでしたが、何の返事もありませんでした。

この春、なんとか借金の返済も済み、ほっとしたのですが、ここに来て、
義兄の存在が疎ましくて仕方ありません。早く死んでくれたら気分が楽に
なるのに、とさえ思ってしまいます。

こんな負の気持ちを持っているのは、しんどくて仕方ありません。また、
義兄と血が繋がっている夫をも信じられなくなってきて辛いです。
どうすれば自身の中で折り合いがつけられるか、何か助言を頂きたいと思い、
メールをさせて頂きました。
~~~~~~~~~~~

スヌーピーさんとご主人の、相手への思いやりと尽くす心、誰にでも真摯に
きちんと丁寧に向き合うという姿勢には、本当に頭が下がります。

こんな困難な状況をよく乗り越えてきたと、まずは、そんなご自身を大いに
褒めてあげてください。

反対を押し切った末に、結局借金を抱えて夜逃げをしてしまったという
お義兄さんのことに関しては、そうなる可能性というのは、次男である
ご主人も、保証人を断った三男さんも、おそらくわかっていたのでしょう。

ご主人は、その大きなリスクを重々承知した上で、そうであってもやはり、
思いやりの精神でお兄さんのことを助けられたのだと思うのですよね。

これはもう、その時点では自分たちにできる最善の選択をしたのだということ。

人間、もちろん後悔することはたくさんあります。でも、その時点では、
それ以上もそれ以下もない、それがベストだと思ったわけです。三男さんは、
抱えきれないから、断るのがベストと思ったから断ったわけですよね。

そして、スヌーピーさんとご主人にも、断るという選択はもちろんあったのだと
思います。でも、おそらく、それよりも自分たちの信条というか、人生観、
信念で、本当に困っているときに人を助けるということ、自己犠牲を払ってでも、
助けるということを優先したのだと思います。その部分は肯定してくださいね。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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Purple Lavender and Yellow Flowers

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
【Q】非協力的な夫に限界です

夫・娘二人の四人家族です。
娘たちはそれぞれ精神疾患を抱えています。

夫は子育ては全て私任せで
不登校になったときも、学校はおろか、
カウンセリングに一緒に行ったこともありません。

自分の親のためなら会社を休んでも、
私が大怪我をしたときも、娘たちが大変だったときも、
一回も会社を休みませんでした。

今も、病院に同行するのも家族に会に行くのも
病気の勉強会に行くのも私だけです。

何の話だったのか聞きもしません。
むしろ聞きたくないと言われました。
自分は自分で勉強しているそうです。

一緒にいても孤独感しか感じません。
いっそのこと何もかも投げ出したくなります。

最近は、昔に言われた嫌なことを次から次に思い出し、
怒りで爆発することもしばしばです。

娘たちの病気のために悪いことは分かっているのですが、
夫を許せないと思う気持ちが続きます。
我ながらしつこいなと思います。

夫は私より忍耐強く子どもには接しています。
それは以前より変わってきたと思います。

夫が変わるよう働きかけるのにはもう疲れました。
私が変わるしかないのでしょうか・・・。

でもどうすればよいでしょうか?

川畑先生 よろしくお願い致します。

【60代 パート 匿名希望】

―――――――――――――――――
FROM 川畑のぶこ

【A】結婚観の摺合せのないまま結婚し、
その後数十年共に暮らす。

その間お互いに、あるいは片方がずっと忍耐を続け、
ある時点でその忍耐も限界に達してすべてを投げ出し
たくなるというのは珍しいケースではありません。

とくに、大きな病気や怪我、また事件や事故などの、
人生でも比較的大きな出来事において、
このような問題は浮き彫りになりやすいですね。

このようなときに、夫婦が直面することを避けること
なく、意を決してフォーマルな話し合いの場を持ったり、
夫婦カウンセリングをするなどして、価値観の摺合せ
をしてみると、それはお互いの勘違いや理解不足で
起こっていると気づくことも多いものです。

妻の思い通りのかたちで、夫は家族のことを理解したり
協力したりしていないにせよ、
夫なりに(時として妻の好まない形で)家族のことを
理解していたり、協力していたりすることがあります。

それでも、「彼なりに思いはあったんだ」ということ
が確認できると、安心感につながるものです。

男性は女性に比べ、問題を解決するときに、
人に頼らずに自分自身で解決に挑むという人が多く、
相手が問題を抱えているときにも、自分がして欲しいように、
すなわち、自己解決するのに任せる、という姿勢をもつ人
が多いものです。

それはある種、尊重の姿勢でもあるのです。

一方、女性は率先して周囲と相談したり助け合ったり
しながら問題解決することを好む人が多く、
相手にとってもそれが良いと思っていることが多いため、
相手の「任せている」姿勢を「放棄」ととらえてしまう
ことがあります。

それぞれの問題解決のパターンや、コミュニケーション
スタイルの好みを把握しておくことは、
すれ違いを減らしたり無くしたりするために大切な
プロセスとなってきます。

まずは、頭にきた時の流れからではなく、普段の冷静な
とき、またできれば比較的互いの機嫌が良い時に
フォーマルな話し合いの時間を設定することをおすすめします。

できれば、話し合いの時間もあまり長すぎず、
20-30分の時間で設定し、話し合いの要点をまとめておく
ことをおすすめします。

もちろん、本当に相手が家族関係や夫婦関係を放棄している
場合もあるでしょうし、そうであれば、見過せる問題では
ありませんので、夫婦関係を継続するのか否かを含めて
検討していくことが大切になってくるかと思います。

相手が「いかなる状況下においても」話し合い自体をしたく
ない、という姿勢を決めているときは、夫婦関係そのもの
について考え直す機会でもあるかもしれません。

ただし、まずは、自分自身のエネルギーを整えたうえで、
機嫌よく話し合いの提案や、話し合いそのものをすること
を心掛けてみてください。

自分のエネルギーを高めるためのポイントとしては、
夫と別居や離婚となったなら、
どのように自分自身を満たしていけるか?
という問いに対する答えを、今日から始めることです。

夫が居ても居なくても、自分自身のニーズを満たせることが
わかると、問題解決も楽になってくるはずです。
中には忍耐や無理をやめて、自分を満たす生き方をしはじめたら、
離婚する必要すら無くなったというケースも多々あります。

相手そのものの問題ではなく、相手に対する期待や依存心が
強いことがストレスの原因のこともあるのです。

まずは、相手が思い通りになることで満たされるという姿勢
を手放し、相手がどうであれ、自分を満たすための時間や場
を出来る限り確保することから始めてみてください。

* * * * * * * *
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