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FROM 川畑のぶこ

はくまさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。

今日はとても心が弱っていたところに
川畑さんのメルマガが目にとまったので、
ご相談させていただくことにしました。

私の息子(現在19歳)は
高2の10月に打ったワクチンが起因し
体調不良になり、
2年の留年を経て、今年度は転学し、
高校卒業はしようとしています。

息子は中学までを
他県で過ごしていましたが、
親の離婚もあって高校から
私の実家のある場所で暮らし始め、

当人にとっては見知らぬ場所での
スタートでした。

そしてコロナ禍にも見舞われましたが
部活に勤しみ学校生活を楽しみ、
友人との時間を何より楽しんでいました。

それが、ワクチン接種を期に
何もかも失い、身体も自由に動かず、
いつ治るのかも分からず、
ただただスマホを見て横になっているだけ。

周りをシャットアウトし
廃人のようになってしまいました。

当時の学校は本当によく
サポートをしてくれましたが、
息子が以前のように復学することはなく、
リモート授業と通院の日々でした。

それが、今年度
通信高校に転学してから
様々なハードルが低くなったせいか、

少しずつ自力で通学し、自転車にも乗り、
夏休みには以前住んでいた町に
青春18切符で行くなど、

体調不良はまだあるものの
驚くべき変化を見せてくれ、
親として嬉しい限りです。

ただ、息子は病気になって
自分で築き上げたものを失った辛さからか、
高校に入ってからの記憶をなくしています。

楽しかった時間も、何の部活をしていたかも、
親友のことも。

とても楽しみにしていた
クラスメイトと行くはずだった
修学旅行や文化祭に行けなくて、
泣いて怒って壁を壊したことも。

今日は、転学した通信高校の
修学旅行に出発しました。

特に友達と呼べる人もないようで
楽しそうにも見えませんが、
自分で荷物をまとめ
家を出ていきました。

前を向いて動き始めた息子を見ること
ができて、本当に嬉しい反面、
本当に行きたかったあの修学旅行のこと、
皆が出発した日の雨のことが
思い出されて、涙が止まりません。

過去に囚われてしまってるのは私だけで、
息子は記憶を失くしているので、
それはそれで辛くなくて良かった
とも思います。

ただ、1年半は楽しく過ごし
友人との充実した時間が
確かにあったはずなのに、

息子の中には残っておらず、せめて
私が覚えておこうと思っていますが、
息子の15歳からの4年間を思うと
悲しくて仕方ありません。

もう着ることのない学生服を
先日処分しようと思い、
久しぶりに手にとってみると、

ボタンが新品のように綺麗で
また泣けてきて、
処分するのを躊躇してしまいました。

過去にも未来の不安にも囚われず、
今、息子が動き出していることを
ただただ喜んで幸せに思う反面、
時折このような気持ちに
襲われてしまいます。

これでは息子の足をひっばるだけだと
自分に言い聞かせるのですが、
なかなか難しい時もあり
自分の気持ちの整理に頭を悩ませています。

アドバイスいただけたらと思い
相談させていただきました。

【A】はくまさんの、息子さんを思っての
ご相談です。

愛する我が子が大切な時間、
青春時代をワクチンのせいで
浪費してしまったっていうことで、
お辛いですね。

親としてはいい思い出を
いっぱい作って欲しかったし、
いろいろな体験をして欲しかった、

とっても大事な輝く時期だった
という思いがあると思います。

一方で、息子さんが今驚くべき
変化を見せてくれたとのこと、
これもすごいですよね。

ずっと谷ばかりではなく
そこからグッと盛り返すというか、
ちゃんと地上に上がってきた。

そこからさらなる高みを目指して
登ろうとする彼がいるわけだと
思いますが、

この前進する力、より良くなろう
とする私たちの力というのは
目を見張るものがあります。

そこにぜひ着目して、ぜひ
息子さんの「今」とこれからに
寄り添ってあげていただきたい
と思います。

記憶障害に関する解釈と
お母様としての向き合い方に
ついても私なりのアドバイスを
させていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、dropさん(50代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも参考にさせていただいています。

娘のことです。

先日、出産をし、おかげさまで
子どもは無事に産まれたのですが、

産んだ時に胎盤が順調に剥がれず、
強引に剥がされたのか、
出血がひどく、1ヶ月近く経った今も
悪露が止まりません。

そのせいもあり、体調が優れない上に
夜泣きや赤ちゃんのお世話で
眠れない状態が続き、感情の起伏が激しく、
泣いたりしています。

今は、お婿さんが育休をとって
2人で育児をしていて、
私は時々フォローしている状態ですが、

どのように声かけしたり
フォローしていけばよいかが分かりません。

若い2人が頑張って子育てしているので
出しゃばらないようにはしていますが、
娘のことが心配です。

【A】dropさん、優しいお母さんですね。
そして、おばあちゃんになられたのですね。
おめでとうございます!

娘さんの産後の体調が心配ということで、
母親として何かできることがあるのか、

それとも、
あまりしゃしゃり出ない方がいいのか、
この辺は本当に難しいですよね。

お婿さんが休みを取って一生懸命やろうと
してくれているというところで、

口出ししない方がいいのかなという
気持ちもあると思いますが、

私たちは、本当に疲れていたり
手が足りなくて困っている時、

「何か手伝うことありますか?」
って声をかけてもらうと
すごく嬉しいんですね。

自分達でやりたい!という時は、
そのまま自立心を持って
夫婦2人で頑張る、力を合わせる
よい機会だということもありますが、

閾値というのでしょうか、
キャパオーバー、限界点がどこなのか
というのは、離れているとわからない
と思いますので、

Dropさんに今できることは、
「私に何かできることはない?
 あったら言ってくださいね」
という提案を頻繁にしていくという
ことです。

「遠慮しないでほしい」ということを
ぜひ何度も伝えてみてください。

お婿さんにしても、表向きは
気を遣って「大丈夫です」と
言うかもしれませんが、

本心では、助けてほしいと思っている
ことも多いはずです。

サポートの提案の仕方にも
ちょっとしたコツがありますので
お伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……
   

   
ーーー

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今日は、ねこさん(30代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも動画を楽しみにしています。
実母との関係性について相談させてください。

私の人生最初の記憶は、5歳頃に
「母のようにはならない。どちらかというと
父のようになりたい」と思ったことです。
 
今考えると、物心ついた頃から、
母のことが嫌いだったのだと思います。

母が延々と父の悪口や
体調不良の愚痴を言い続けることや、
子どもっぽすぎることなどに
違和感を感じることは多々ありましたが、

それでも20代前半までは、自分は
母のことが好きなのだと思って生きてきました。

しかし、20代後半から、母と会う前や、
会っている最中にも体調が悪くなるようになり、
会うのも電話も嫌になってきました。

その後も我慢して年2、3回は会っていたのですが、
2年前の私の結婚を機に2年ほど会っていません。

会わなくなったきっかけは、
私が28歳の時、結婚準備を進めていた中で、
母は、私の意志を尊重する姿勢がなく、
自分の思い通りにしようとしていると感じたからです。

(中略)

その中で、私は、小さな頃から、
母を慰めたり励ましたりしてきていて、
親子逆転の共依存状態だったと気が付き、

今までの違和感と、小さな頃から
「家族」という言葉が大嫌いだったことの
説明がつきました。

葛藤はありつつ、
父に、具体的にして欲しいことを伝え、
無事結婚できたのですが、
最後の最後に、母と言い争いになり、
それから、年に2回ほどメールをするだけの
関係になりました。

(中略)

結婚を機に、母と距離を取れるようになりました。
会いたいと言われても、適当な理由をつけて断り、
メールも最低限です。

それは良かったと思うのですが、
自分の誕生日や母の日には、
「母から連絡が来るのではないか」
「連絡をしないといけないのではないか」
と情緒不安定になってしまいます。

まだ母の支配を完全には
抜けられていないのだと思います。

最初の頃は、常に頭の中に
母が居るような状態だったのですが、
最近は、母のことを考えることが減り、
前進していると思う一方、
母の支配から更に自由になりたいという
思いがあります。

どうかご助言をお願いします。

なお、私は三人姉妹の末っ子ですが、
姉妹全員あまり仲が良くありません。

聞いたことはありませんが、
姉2人もおそらく家が好きではないと思います。
でも、35歳を超えても、独身で実家にいます。

姉のうち1名は、母と似たASD的な性質があり、
対人関係に不器用で、気性も荒く、
引きこもり気味です。

母は、「一生子どもと暮らしたい」と言っていたので、
ある意味、母の望む状況になっているのだ
とは思います。

【A】とても大変な状況ですね。

お母様がASD、お父様がADHDということもあり、
そこに子どもたちが振り回されてきてしまった、
家族が機能不全を起こしてしまっているような
状態なのかなと推察します。

そんな中、ねこさんはよく自立した心で
頑張っていらっしゃいますね。

結婚するとご自身で決めたのであれば、
理由が占いだろうが何だろうがいいんです。
決めたということが大事です。

お母さんにとって子どもがいなくなるということは、
自分を守ってくれる人、庇護してくれる人が
いなくなって恐怖なわけですよね。

なので、そこを徹底的にコントロールして、
子どもを自分の横に置いておきたいという
心理状態があったのだと思います。

でも、それは少し病的な状態でもあります。

そのようなお母様との接し方、
今後の対策などについて、
私なりのアドバイスをさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、ひまわりさん(60代・女性・音楽講師)
のご相談にお答えします。

【Q】8年前、最愛の夫が急死しました。

やっと前を向いて行けると思った昨年、
最愛の母も亡くなり、大きな支えがなくなりました。

その間、子ども達と孫の成長が私を慰め、
励ましてくれました。

そして、これからと思った時、
自分は何がしたいのか、もう歳だし……と、
目標が見出せずにいます。

贅沢な悩みだとは思うのですが、
これからひとりで生きていく事を考えると不安になります。

子ども達に迷惑をかけずに、
天に帰るその時まで元気で過ごすには
どのような心持ちでいたらよいのでしょうか。

アドバイスをお願いいたします。
 

【A】最愛のご主人、
そしてお母様も天に召されたとのこと。
お辛いですね。

喪に服する期間というのは、みんな違います。
人それぞれです。

1年経っても、まだまだ愛する者のことが忘れられず、
辛い気持ちが湧いてくる。

最愛の存在を亡くしたのであれば、
もうこれは当然です。

一方でそれは、ひまわりさんがそれだけ豊かな人間関係を
ご主人ともお母様とも構築されてきたという証だと思います。

失ってそれだけ苦しくなるほど愛おしい人が、
この人生に、この世に存在したという
豊かさの裏返しでもあるわけです。

ですので、悲しみや落ち込みがあるのは当然で、
ひまわりさんにはひまわりさんなりの
癒しのペースがあるんだということを、
まずは受け入れていただきたいと思います。

今、何か目標を持って頑張ろうと思えなくても当然なんだと、
現在の状態そのものを批判せずに受け入れてあげてください。

そして「死生観」についても思いを向けてみると、
新たな視点が得られるかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、みっちゃんさん(50代・女性・事務パート​​)
のご相談にお答えします。

 
【Q】私は小さい時から、母親から
「悪いことをするとバチが当たるよ!」とか、
「あんなことをするから、こんな悪いことが起きる!」と、
迷信みたいなものに縛られて生活してきました。

子どもの喘息についても
「ご先祖様が成仏されていないから…」と
宗教の人に言われ、勧誘されて入りました。

普段、何もない時は大丈夫なのですが、
少し何かあると、その物事そのものよりも
恐怖でいっぱいになってしまい、
周りが見えなくなります。

何か、ずーっと、恐れを感じながら
生活しているように思います。

この思い込みのような癖から、脱出したいです。

 
【A】ひと昔前は、親が子どもに
「そんなことすると罰当たるよ」とか、
「お天道様、見てるよ」「閻魔様に舌抜かれるよ」と
教えてしつけをしたりしたことがありますが、

みっちゃんの場合は、
お母様の言葉によって、その強度が増すというか、
真実味が増すというか、しつけのレベルを超えて、
もう呪縛のようになってしまったのかもしれませんね。

子どものしつけにおいて、確かに
「罰が当たる」というような概念は、
因果応報的に大事だと思うのです。

自分がやったことには責任取ろうとか、
人が傷つくようなこと、苦しむようなことをしちゃいけないよ、

そういうことをすると自分にも返ってきちゃうよ、
というのを因果応報的に教えるのは
すごくいいことだと思うのです。

ただ、あまりにも、見えない世界が
私たちを全てコントロールしていて、
自分たちでは何もできないんだというような状態に
なってしまうと、これはちょっと違いますよね。

科学的エビデンスのないいわゆる「スピリチュアル・ビリーフ」、
目に見えないものの観念や信念については、

みっちゃんが、それを採用して人生を歩むことが、
果たしてご自身にとって健全なのか否かという視点で
見ていくとよいでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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20220919

FROM 川畑のぶこ

今日は、まるこさん(40代・女性・公務員)
のご相談にお答えします。

【Q】
昨年11月に父が脳梗塞で倒れ、
左半身に麻痺が残ってしまいました。
コロナで面会もままならず辛い日々だったと思います。

その間、母や妹と携帯で連絡を取り続けてはいましたが、
次第に父と母の関係が悪化していきました。

昔から、妹の存在が私や家族の悩みの種でした。

仕事も続かず借金を繰り返し、親に肩代わりさせ、
夫にも逃げられ、小さい子どもを一人で育てつつ、
生活は困窮しています。

以前、苦言を呈した母を毛嫌いし、
もともと父にべったりだった彼女は、
父の入院中に父を洗脳、自分の味方につけた結果、
父は母を憎むようになりました。

先月下旬、父は自宅に戻りましたが、
高次脳機能障害のため感情と行動を抑制できず、
母に暴言や暴力を振るうようになりました。

妹は近くにいながら助けを求める母には応じません。
週末、母から金を取り、父を一泊預かるだけです。
私は遠方に住みながら、週に2度実家に泊まります。

母は父と妹を恐れ昔から言いたいことも言えず、
私には愚痴ばかり。
そんな母にも苛立ちながら、かといって、
老老介護の両親を放ってはおけません。

妹は何もしない、できないのに、
なぜあんなに威張り散らしているのか理解できません。

頭はよく、口が立つため、こちらが1言うと10返ってきます。
私が正論を述べると、反論しつつ多少納得はしますが
いかにも不愉快な様子。

私の夫は、あんな家族とっとと縁を切れとしか言いません。
私も本当はそうしたい。
妹がまっとうに生きていてくれたら
家族も破綻しなかったはず…と思います。

母だけでも引き取ろうと思っても、
母は病の父を見捨てられず、という状態です。

とりとめのない話で申し訳ありません。
家族と今後どのように関わっていけばよいでしょうか。

 
【A】
家族思いの、まるこさんのご相談です。

とてもお辛いですね。
家族なのに心が通じない、
家族なのに、いがみ合ったり、争ったり。

私たちは、家族に対する、
ある一定の理想像みたいなものを持っていますね。

サザエさんだったり、もしかしたら
ドラえもんののび太の家族もしれませんが、

「なんだかんだ言っても、和やかに仲良く心が通じ合っている」
……そんなのが家族という
デフォルトのイメージのようなものがあると思うのです。

そして、そこからずれてしまうと、
「家族なのになんでこうなんだろう」と
ストレスが大きくなってしまうのです。

でも実際、家族というのは本当にいろいろな形があって、
これが正解というものはありません。

そして、私たちは誰でも
一人ひとり、人生に課題を持っています。

ここは一度、まるこさんが持っている
「理想の家族像」を手放してみることをお勧めします。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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20220328

FROM 川畑のぶこ

今日は、コウコさん(50代・女性・事務)
のご相談にお答えします。

【Q】
8月から脳出血で右半身麻痺、
全介助の母の在宅介護が始まりました。

妹が仕事を辞め、メインで介護をし、
私は、自分のできる時間を
介護の時間に充てています。

胃ろうだけで食事をとり入れようと
しない妹に、私は不満ですが、
フルタイムで働いている私には、
食事を担うのは難しく、
妹にお願いするしかありません。

理解してほしくて
食事の大切さを言い過ぎたせいか、
私と話をするのが負担で夜眠れない、
と訴えられました。以来、関われない
ことは見ないようにしています。

妹の負担を軽くしたいことから、
私の1日は、朝6時に母のオムツ交換。
今は、雪道のため7時に出勤し、
夕方6時半に帰宅。

娘宅で孫の世話をし、
夕食を作るのは夜8時から9時。
その後、母の夜のオムツ交換と足浴。
自分の夕食は母の世話の後。

片付けをし、主人の朝の卵焼きと
おにぎりを作り、入浴後寝る、という
感じで、睡眠時間が欲しい毎日です。
でも、母と孫に関わる時間は、
とても大切に思っています。

自分で食事をすることの大切さを認めない
妹への不満。

また、「疲れた」と呟いた私に、
在宅介護に消極的だった主人から、
待ってましたとばかりに
「だから在宅介護は大変だと言ったでしょ。
どうするんだ」 と言われ、
「あなたには二度と言わない」と
意地になっています。

そして、「大変なのは母のことではなく、
あなたの世話です。自分のことは自分で
やってください」という不満があります。

それらを溜め込んでいるせいか、
12月からひどい湿疹になってしまい、
今、アレルギーの薬が効いて、
四六時中ピリピリとした痛く痒い状況
から脱しました。

これは、自分が正しいという執着と、
こんなに頑張って介護も仕事もやっている
のに、認めてもらえない不満なのでは
ないかと思います。

これらの感情は、どうしたらなくなるので
しょう。嫌になります。

【A】
コウコさんのお母さんへの溢れる愛情、
思いやりが伝わってくるご相談です。

同時に、妹さんにも大きな負担がかかって
しまっているから、なんとかそれを
少しでも軽減してあげたいという気持ち
もあって、コウコさんご自身が身を粉に
して頑張っているご様子も伝わってきます。

ただ、全体の流れを見ると、
家族のシステムが少し崩壊し始めてしまっ
ているのかなという感じもありますね。

介護にまつわる理想、完璧な介護たるや
こうだというのが、コウコさんの中に
きっとおありなのだと思うのですが、
それを強く追求しすぎてしまった結果、
歪みが出てきてしまっているように
お見受けします。

介護は誰のためのものでしょう?
お母さんのためですよね。

ここは一呼吸おいて、
今一度そこに焦点を合わせて
妹さんやご主人との調和的な関係性を
取り戻し、お母さんのためにベストな
介護体制をとっていただきたいと思います。

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20211108

FROM 川畑のぶこ

今日は、のんきな母さんさん(60代・女性・介護ヘルパー)
のご相談にお答えします。

【Q】
69歳、主婦です。
少し、介護ヘルパーの仕事をしています。

去年、主人が癌になり手術し、
今は定期検診のみになりました。  

42歳の独身の次女のことで
ご相談させていただきました。

親元から離れ、親所有のマンションで
一人暮らしして、16年。

派遣で働いていましたが、
2019年6月、派遣先で仕事が与えられず、
辛くなり退職して以来、引きこもり状態です。

電話で話すのは嫌ということなので、
たまにLINEメッセージを入れていますが、
返事は一行「生きてる」と。

小3の頃から自殺願望があり、心配です。
親の介護のために生きていると言います。  

一昨日、2ヶ月ぶり位に会いに行きましたが
台所には洗わない食器が
山のようになっていました。

置いてある物には綿ぼこりがあるので、
ほとんど活動していない様子です。

私が台所を磨き、
積み上げた物を聞きながら仕分けして、
資源ごみを持ち帰ることにしました。

本人は、一週間に一度、片付けていると
言います。水回りが苦手で、
すぐぐこうなってしまう、とも。  

特に、入浴するのがエネルギーがいるので
大変とのこと。私が行った時は入浴後で、
お風呂場と洗面所はきれいになっていました。  

経済的に支援はしていますが、
本人は節約しているせいでしょうか、
痩せているように思います。  

あまり動かないので、
いろいろ悪循環なのではと心配です。 

せっかくの命。
幸せを感じて生きてもらいたいのですが、
具体的に今考えていることなど聞くと、
死にたくなると言います。  

実際、コロナ禍で年齢から言っても
仕事を探すのは難しいのかもしれないし、
本人は在宅でしようと思ったことが
上手くいかず、挫折したとのこと。

今、親の私にできるはありますか? 

娘が前向きになるよう、何か良い
アドバイスをいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
   

【A】
心配ですね。
のんきな母さんとおっしゃっていますが、
決してのんきではありませんね。
思いやりと愛にあふれるお母様です。

42歳で仕事をしていないというのは、
親としてはとても心配なことだと思います。

これまでに受診はされているでしょうか。

もしまだされていないのであれば、
お母さんとしてまずできることは、
一緒に病院に行こうと言うこと。

その際「あなたを治すために行こう」
とは言わないでください。

「あなたがもっと楽になるために」
「もっとゆっくり休めるように受診しよう」
というスタンスで声をかけてくださいね。

精神科を受診して、薬を服用しながら
治療を続けることによって症状が改善され、
新しい一歩が踏み出せるようになることは
あります。

娘さんご本人も
プレッシャーを感じているはずです。

今は無理に動かなくてよい、
休むことが必要であること、
娘さんは娘さんのままでよいこと、
いてくれるだけでよいことを伝え、
どうぞ寛容に見守ってあげてください。

続きは、ビデオでお話しします……

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20210705

FROM 川畑のぶこ

今日は、まりもさん(40代・専業主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
中学3年の娘のことで悩んでいます。
娘は不登校が4年続いています。

最近家から出ることもなくなり、
家で暴力を振るうようになりました。
時には包丁を出して見せつけることもあります。

昼夜逆転の生活で、自堕落と言うよりは
毎日苦しんでいるように見えます。

精神科の思春期外来に通院していますが、
近いうちに入院することになりました。

入院について説得することが難しいので、
外来に行くふりをしてそのまま入院する予定です。

娘の今後のことを考えたら、生活を整えて、
心を元気にする為に入院が必要だと分かっています。

しかし、入院させることが悲しくて、辛くて、
申し訳なくて、私は独りになると泣いてばかりです。

入院を前向きにとらえ、
心を回復させるため、この子の将来のためと
自分に言い聞かせてはみるものの、
辛くて仕方ありません。

入院当日、病院に連れて行くことを考えただけで、
逃げ出したい気持ちでいっぱいになります。

娘は夫が一緒だと出掛けないので、病院には
私ひとりで連れて行かなければなりません。

どうしたら強い心で入院を勧められるでしょうか?
アドバイスをお願いいたします。

 
【A】
まりもさんの娘さんへの想い、愛情、
そして苦しみが伝わってきます。

私も一児の母なので、
このような状況になったらどうかなと想像すると、
本当に胸が締め付けられるような気持ちになります。

まず最初に、まりもさんがされた判断は
本当に正しい判断だと思います。

娘さんとしては、入院なんてしたくないし、 家にいたい、
自分のスペースや時間が欲しいと思っていると思います。

そして、親としても、愛する我が子は
できる限り自分の目の届く所に置いておきたい
という気持ちがあると思います。

でも私たちは、時として
心を鬼にしなくてはならないこともありますね。

鬼手仏心、鬼の手も仏の心という言葉がありますが、
最初は痛みや苦しみが伴うかもしれないけれども、

でもこれは、どう考えても我が子にとっては
大事なんだと親が思うことで、
子どもには正しい判断ができない部分を、

親が時には心を鬼にして、
でも根底には仏の心があって、

我が子にとって、今は苦しくても
結果的には必ず良いことが起きるんだという希望
を持って取り組むときに、

その痛みや苦しみは決して無駄にはならないのだ
ということを知っておいてください。

続きは、ビデオでお話しします……

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20210628

FROM 川畑のぶこ

今日は、むくちさん(50代・女性・主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
実家の空き家の遺品整理、
処分について悩んでおります。

一人暮らしだった母が
突然の交通事故で亡くなって、5年が経ちます。

今でもほとんど、母がその日まで
いつもと変わらぬ日常を過ごしていたままの状態です。

この5年間、月に1〜2度のペースで訪れてはおりますが、
家屋も老朽化してきておりますし、
いつまでもこのままにしておくわけにはいかない
と思うのですが、なかなか行動できません。

私自身、体が動くうち、頭が回るうち、と思うのですが。

妹がおりますが、
フルタイムで仕事をしており運転ができません。
折に触れて相談するのですが、積極的ではありません。

どこから手をつければよいのか…
全部自分でなんて考えてはおりません。
ある程度やったら業者に任せるしかないと思っています。

ただ、できるだけ自分でやりたい
という気持ちが何処かにあります。

母が急逝してからは心のバランスも崩し、
心療内科にもお世話になっております。

やっと母が亡くなったことを
受け入れられるようになったところですが、
頑張って実家に出向いても、まだ、
ひとつひとつに母を思い出してなかなか進みません。
 
 
【A】
交通事故で突然、お母さんがいなくなってしまった。
病気で、ある程度心の準備もしながら…という状況とは
また違ったショックがありますね。

ショック状態から立ち直るペースは人それぞれ違います。
 
むくちさんは「もう5年も経っちゃって…」
と思っていらっしゃるかもしれませんが、

それほど愛おしいお母さんとの関係ですから、
「しっかりと5年かけて向き合っている」と
受け止め直してみてくださいね。

また「自分でやらなきゃ」「頑張らなきゃ」
という焦りがあるのであれば、

どうか焦らずに、「やるべきことができていない」
とご自身を責めることなく、
「ちゃんと必要な時間をかけて取り組んでいこう」
と思うようになさるといいと思います。

周囲に助けを求めること、専門家の力を借りることも
このようなときにはとても大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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