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FROM 川畑のぶこ

今日は、レモンさん(60代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】91歳になる義母と69歳になる年金暮らしの夫と、
3人で住んでいます。

義母は要介護3の認知症で車椅子です。

私は、義母が痰をいつもゴロゴロさせて
ペッと吐くのがとても嫌です。

お皿や洗濯機の中に吐かれたこともあり、
いくら言っても、認知症なので
忘れて同じことを繰り返します。

おとなしい人ですが、痰や唾を吐き続ける行為を見ると
嫌悪感でいっぱいになります。

週に3日ショートステイに行くと本当にほっとします。

夫は自宅介護にこだわり、身体介護は夫がやっています。
私はできるだけ義母と顔を合わせない、
見ないように過ごしています。

この家は義母の家なので、
私が出ていくことも考えましたが、

もう64歳の私が今から出て行くのもしんどいし、
夫との間にもますます亀裂が入るのでは?と思うと、
この家に住むしかないのかなぁと思います。

義母が早く死ねば良いのにとLINEを友達に送ったときに、
誤送信で夫に送信してしまい、
私がお酒を飲んでいたからだと激怒して、以来、
夫はお酒を憎むようになりました。

今ではお酒は一人で少量を飲みますが、
夫の前では飲めません。

義母が家にいるときは、私は2階で一人で食事をとります。

目の前で食べ物を吐き出し、痰をゴロゴロさせたり
唾を吐いたりするのを見ると、
とても一緒に食事はできません。

夫は平気なようで、母に対する愛情が
異常に強い人だと私には思えます。

もともとは義母の家ではありますが、
私が住む家でもあります。
自分の家に、自分の居場所が欲しいです。

【A】レモンさん、本当によく頑張って
お義母様のサポートをしていらっしゃいますね。

私たちは高齢になると
できないことが増えてきますね。

「生老病死」という仏教の言葉があります。

生まれてくること、老いること、病むこと、死ぬことは、
私たち誰もが免れないこと、
全員がそれを体験するようになっていますが、

それらにどうやってしなやかに向き合っていくか、
あるいは乗り越えていくかということが、
私たちが人生で問われている
1つの課題ではないかなと思います。

人間がいつも理性的で健康的で
健全な生き方ができれば
それにこしたことはありません。

健全でミスがなくて、自分のことは
自分でできて、頭脳も明晰で、、、。

それが私たちが望むものだし目指すもの、
チャレンジするものであるのはいいのですが、
それが当たり前だと思うと、苦しみが訪れます。

そして、その苦しみを回避するには、
執着を手放すということが大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ららさん(30代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。
時々、ひどく仕事を辞めたくなります。

以前は仕事と子育て、家事がどうにもしんどく、
またもともと人間関係が得意ではなく、
人が怖い、とすら感じていたので、
特に辞めたくなっていました。

今はいろいろな本を読んだり実践したりして、
最終的に今は、川畑さんが書かれた
『幸せになるための心の技術』という本を読んで、

納得する部分というか、
なるほどと思う部分があったのでとり入れて、
少し自分を許せる所が増えたかなぁという感じです。

そうすると、仕事や夫との関係も
少し楽になる部分があって、

このままなら何とか頑張れるのかな…なんて思った
矢先に、子どもの発熱が重なり、
先週もかなり休みをもらったのに、
今週もまた同じような感じになりそうです。

子どもの病気は仕方のないこと、とは分かっていても、
今日は学校の行事で休みをもらったばかり。

明日また休みの連絡をしなければならないのか…
と思うと気が重いし、
子どもの病気のたびに各所に連絡して、ということが
本当に負担に感じることがあります。

また、ここ最近、気候のせいもあるかもしれませんが、
2人の子どもが体調などを崩しがちで、
でも他の子は元気にしているように見えて、
私が何か悪いのか?とも考えてしまいます。

きちんと面倒を見ることができていないのか、
寂しい思いをしているのがこんなことになるのかしら?
……などなど。

人生思い通りにはならないとはいえ、
私なりに頑張っているつもりのところに
イレギュラーな事が入ってくると、
本当に仕事を辞めて楽になってしまいたくなります。

とはいえ、辞めたとて、
今度はお金の問題が出てくるのかな…など考えると、
身動きが取れない感じにもなってしまい、悲しくなります。

子どもの病気は仕方のないこと。
今までも職場ではそれなりに
温かく出迎えて下さったと思います。

でも、続くと怖いし、子どもの病気ももっと気持ちを
楽にして看てあげたいとも思います。

いろいろ考えると、
どうしてこんなに思い通りにいかないのだろう。

私の選択肢がやはり間違えていたのか?
もっと違う自分ならもう少し楽に生きれているのか?
など悲しくなってきたりもします。

下の子も保育園に積極的に行くタイプではないので、
それだけでも手を焼いているのに、
そこに病気が入るとストレス値がひどいことになってしまいます。

一体どう考えていけば良いのでしょうか。

祖父母も高齢だったり、
特に病気の時はうつしてはいけないので、
なかなか頼れません。

仕事は、好きなものではありませんが
多少慣れてはきたので、
続けられるなら続けた方が良いのかな、とは思います。

でも時々、本当に辞めて楽になりたくなります。

今は週5ですが、本当は週3くらいで働ける所が
ありがたいので、いっそ辞めて、
そういう所を探した方が良いのかとも思いますが、
現実は甘くないか…とも思ってしまいます。

夫も手伝ってくれる面もありながら、
子どもが病気だとか保育園に行かないから
ということに振り回されることなく働きに出かけられるので、
そこも考えるとストレスです。

いったいこれから、どうすればよいのでしょう。
自分の気持ちに素直になる方がよいのでしょうか?

【A】子育て真っ盛りなんですね。

そして、お仕事も週5とのこと、
パートとはいえ、ほぼフルタイムというような形で
働いていらっしゃるのしょうか。

本当によく頑張っていらっしゃるなと頭が下がる思いです。

ご相談を読ませていただくと、
ららさん、ご自身でだいたい答えが
出ているのではないかなと思いますね。

ちょっと休みたいんですよね。

だけど、ららさんの中に
やるんだったら徹底的にやらなきゃ、
やらないんだったら、もういっそのこと
投げ出してしまいたいという、

0か10かというような、
白黒はっきりつけないと気が済まないというところが、
ららさんのどこかにあるんじゃないかな
というのが少し心配でした。

子どもというのは、病気になることは
もう織り込み済みなんですよね。

これも想定内のこと、日常の中に
ちゃんと組み込んでおかないと、
私たちはその都度狼狽してしまいます。

子どもほどままならないものはないですよね。

私たちは生まれた以上、みんな老いたり、
病んだり、死んだりします。
「生老病死」という人生の4大苦と
仏教で提唱されているものですが、

私たちは、病気とか老いるということも
無意識にですが、自分とは関係のないこと
と切り離してしまうことが多いんです。

運の悪い人だけがなるんだとか、あるいは、
徹底的にコントロールさえすれば病気にもならないし、
老いも死も避けられるんだと。

無意識のうちに徹底的なコントロールをしようと
してしまっている私たちがいます。

この「ままならなさ」というのを受け入れるという、
ここが、ららさんにとっても私たちみんなにとっても、
レッスンなのではないかなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

*川畑のぶこ DVDブック
心理療法家が教える 幸せになるための心の技術

 

 

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20210719

FROM 川畑のぶこ

今日は、モスグリーンさん(60代・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
昨年6月に18才の雌犬が亡くなり、
そして今年1月に16才の雄犬が、
4月に18才の雌猫が亡くなりました。

短い期間なのに3匹も亡くなり、
立ち直れないでいます。

ペット達は老齢で、病気を抱えていました。
犬達は眠るように亡くなりましたが、
猫は、私の対応が悪く、
思いがけない状況で亡くなってしまいました。

3日ごとに病院通いをしていたなか、
亡くなった日はとても嫌がり
抵抗したのにもかかわらず、
私が無理に車に乗せてしまいました。

家を出てまもまく、
車の中で亡くなってしまいました。

自分の前からいなくなってしまった寂しさと、
かわいそうなことをしてしまったという
後悔の思いがなかなか消えません。

ペットロスの記事を何度も見ていますが、
自分の中で納得できる答えを出せず、苦しいです。

気持ちが楽になれるアドバイスを頂きたく、
どうぞよろしくお願いいたします。

 
【A】
長年、生活を共にした動物家族。
いつもごきげんで、
駆け寄ったりすり寄ったりしてきてくれた
アニマルコンパニオンが亡くなるというのは、
本当に辛いことですね。

しかも、モスグリーンさんの場合は、
1年足らずの間に立て続けに
3匹の犬猫ちゃんが亡くなってしまったということで、
とても落ち込んでいらっしゃることと思います。

仏教用語で「生老病死」という言葉があります。
生まれることに起因する苦しみ、
老いていくことに起因する苦しみ、
病気の苦しみ、そして死ぬ苦しみ。

決して計画どおりにはいかない、
この4つの苦しみにどのように向き合うのか。
そのことは、私たちのメンタルヘルスや人生の質に
大きく影響を及ぼします。

また、「死」というものををどう捉えるのか。
死生観についても、その持ちようが
私たちに苦しみをもたらすことがあります。

続きは、ビデオでお話しします……

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