20220502

FROM 川畑のぶこ

今日は、 にゃんみいさん(50代・女性・看護師)
のご相談にお答えします。

【Q】
息子夫婦と高齢の母との4人暮らしです。
息子は大学卒業してすぐに、
人格障害がある嫁と結婚しました。
その嫁のことで悩んでいます。

はじめのうちは引きこもり状態でしたが、
同居して1年くらい経って
ようやく態度が柔らかくなりました。

それまでは家事一切をせず、
部屋がゴミに埋もれても平気、
少しでも指摘すると激しくキレて、
何度も衝突しました。

息子は嫁の言いなりで、
ローンを組んで宝石を買ってあげたりし、
度々、残高不足で督促状が来ます。

ただ、私が倒れた時は家に嫁しかおらず、
懸命に入院手続きなどをやってくれ、
優しい面も見られました。

しかし、飼っている猫の世話を
ほとんどしないのを見ていると、
私が高齢になった時にどのように
扱われるのか考えてしまい、心配です。

【A】
一緒に住んでいらっしゃるということで、
気にしないといっても目についてしまうし、
そして、愛する我が息子のお嫁さんですから、
どうしても気がかりですよね。
 
そんな中を耐えながら、にゃんみいさん、
よくここまでやってきていらっしゃると思います。

息子さんとお嫁さんの問題ということで、
にゃんみいさんも、どこまで介入していいのか
悩ましいところがあるのではないでしょうか。

パーソナリティ障害には
いろいろな症状がありますが、
おそらくお嫁さんは、自己愛が強くて、
周りのことがあまり考えられないような状態の
障害がおありなのではないかなと推察します。
  
にゃんみいさんにできることとして、
お嫁さんが受診や治療をまだされていないので
あれば、それをするように、息子さんを通じて
促すこと、これをしてみてください。

このパーソナリティ障害というのは、
薬を飲んで簡単に治るようなものではなく、
ものの見方や考え方を変えていく、
認知行動療法とか認知療法と呼ばれるアプローチ
も必要になってきたりします。

手間も時間もかかるのものではありますが、
取り組む価値は大いにあります。

続きは、ビデオでお話しします……

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

iTunesStoreでPodcast配信もしています!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/xin-li-liao-fa-jia-chuan-tiannobukono/id1016723200?mt=2&ign-mpt=uo%3D4

 

181224

今日は、りんごさん(40代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
子供の頃から親の顔色を見て生きて来ました。
人の期待に応える事、相手に同調すること、合わせること、
それらが愛される為には必要だという価値観で生きてきました。

40代半ばになりましたが、今も無意識に良い人を演じる自分を
捨てられません。ありのままの自分は人に不快感を与えるという
思い込みを捨てられず、人と接する時、自動的に嘘までついてしまい、
後で自己嫌悪します。自分を抑えて我慢し、言いたい事も言えない自分
に虚しさを感じます。

今身の回りにいる家族、友人は、私がいつでも同調し合わせるから、
都合が良いから私の側にいるのかと感じ、虚しくてなりません。
本音を言ったら失望させ、人が離れていくと感じています。

先日、母との会話の中で、私が感じた事を言ったら「何でも話を聞いて
くれるって言ったのに二度と言わないわ!」怒りをぶつけられました。
たしかに、何でも辛い事があったら聞くからね、とは言いましたが、
悲しくなりました。

仕事においても、業務量など、人より負荷が大きいのに報われない思い
で辛いです。頑張れば頑張るほどに孤立しているようにも思えます。
どうしたらあるがままの自分で生きられるのでしょうか。
あるがままの自分は嫌われるという思いを捨てたいです。
~~~~~~~~~~~

りんごさんがものすごく相手に配慮し、自分自身を押し殺して頑張ってきた
ことが伝わってくる、聞いていても少し心苦しいようなご相談内容です。

いいなと思ったのは、それをちゃんとわかっていて「捨てたい」と意識され
たこと。

わからないままずっと相手に合わせて、いつかそれが報われると思って
続けているのと、「ああ、これが自分を苦しめているんだよな。これを
脱却したいな」と思うのとでは雲泥の差がありますので、これを変えたい
とりんごさんが思われた時点で、もう大きな変化が始まっているのでは
ないでしょうか。

まず、思い、考え方を捨てたいとき、あるいは変えたいときには、認知療法
とか、認知行動療法と呼ばれるような心理療法がとても有効です。どのよう
なものかというと、「ビリーフ」と呼ばれる、私たちの信念や思考を変えて
いく療法で、不健全なものの見方、考え方、捉え方、受け止め方を、健全な
ものの受け止め方、考え方、捉え方などに変えていくものです。

私たちの感情というものは、出来事そのものによってではなく、出来事の
受け止め方、出来事の解釈によってできあがっています。りんごさんと
お母様との関係でいうと、お母様が怒ったという出来事そのものは変えられ
ないけれども、りんごさんが、その受け止め方をどのようにしていくか、
それによっては、抱く感情を変えていくことができる、というわけです。

この受け止め方を、りんごさんがより前向きに生きられる、あるいはより
楽に生きられる、よりりんごさんらしく生きられるものの見方、考え方に
変えていくということがポイントになってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

iTunesStoreでPodcast配信もしています!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/xin-li-liao-fa-jia-chuan-tiannobukono/id1016723200?mt=2&ign-mpt=uo%3D4