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FROM 川畑のぶこ

今日は、クローバーさん
(50代・女性・パート/美容室アシスタント)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも川畑先生のお話に
とても励まされています。

高校3年生の娘のことで悩んでいます。
最近、学校を休みがちです。

小学6年生の1学期も、
ほとんど学校の保健室で
過ごした経験があります。

夜も遅くまで出歩くようになり、
そのせいもあってか
朝も起きられません。

学校へ行く時は
ほとんど車で送って行っています。

先日は、娘が目のプチ整形をしたい
と言ったことに私が反対したので、
勝手に父親と2人で
病院へ行ってきたようです。

校則違反なのに
髪を自分で明るく染めたり、
ピアスも父親と病院であけたり、
最近は耳の上や唇にも
ピアスをしています。

学生のうちは駄目と言っても、
私の言うことはあまり聞いてくれません。

男の子と夜遅くまで会っていたり、
心配ばかりしています。

私も部屋が片付けられないということや
料理や家事が苦手であるなど、
自分に自信がなく、

そのことを娘にも責められるので
強く言えないのです。

夫にも『してしまった後に
言っても仕方ないだろ!』と言われ、
ケンカになりそうで、
途中で話せなくなります。

歳遅く産まれた可愛い娘なのに
いつもケンカになり、
表面的な家族のようで
どうしてよいかわかりません。

ADHDの私自身が
何とか変わらねばいけない、
と思いながら、

物が捨てられないせいなのか?
とも思い、悩んでいます。

【A】高校3年生の娘さん。
お年頃で、親の言うこと聞かない
時期ですから、ご心配も絶えない
のではないかとお察しいたします。

まず、クローバーさんご自身が
ADHDで、物が捨てられなかったり、
家事が得意じゃなかったり、

そのせいで娘さんやご家庭に
影響が出ているのでは?と懸念して
いらっしゃるようですが、

ぜひ、このご自身を責めるということ
はやめていただきたいと思います。

 
 
自分から生まれてきた娘なのに
どうしてこんなに性格が違うんだと
やきもきしたり、

ご主人と教育方針がずれていること
にイライラしたりするかもしれません。

 
が、この世の何事もそうですが、
何が正解かというのはないんですね。

娘さんもご主人も、
そしてもちろんクローバーさんも、
それぞれ好みや個性、傾向があります。
 
まさに多様性ですね。

 
娘さんには娘さんの好みや個性、
主義や主張があるということを、
 
ぜひ今一度、理解する、受け入れる
ということをしてみていただきたいな
と思います。
 
 
多様性、個性ということについての、
私のかつての体験も交えて
お伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、サクラさん(50代・女性・幼児教室講師)
のご相談にお答えします。

【Q】先日、主人が亡くなりました。
主人はASDで、
私はADHDの傾向にありました。

主人が、人間関係が苦手で
転職を重ねる傍ら、
私は、人の顔色を見ながらうまく
人間関係を通り抜けてきました。

なのに、主人が入ると
壊れていくことが多いと感じ、疲弊し、
苛立ちから怒鳴って諭す日々になり、
そんな私に主人は
不信感を持ちはじめていました。

娘が道理に合わないことをしたので、
怒鳴って諭そうとしたら、
怖いと言われました。

自分のやり方、生き方を変えなければ、
娘も私から離れてしまうと思いました。

娘から、ボーイフレンドの両親が
仲が良いと聞くと、
喜ばしいことなのに、

私達夫婦も仲が良い時もあったのに、
怒鳴ってきたことで、
人も自分も傷つけてしまったなぁ
と後ろめたく思います。

自分の罪悪感に何年も悩まされ、
主人が亡くなってからは、
落ち込みが強くなってきました。

気持ちの整理を
少しずつしていきたいです。​​
何からどう始めたらよいでしょうか?

【A】ご主人がお亡くなりになった
とのことで、
いろいろ大変なこともあったようで、

でも、ぶつかり合うというのは、
それだけ思い入れがあるからですよね。

愛があるから私たちは心配もするし、
心配するからそれがエスカレートして
怒りになったりもしますよね。

きっとサクラさんもそんな状況
だったのではないかなと思います。

そしてご主人が亡くなって、
そのことについて、生前の関わり方に
関して後悔していらっしゃる。

娘さんにも同じような態度で接していて、
離れていってしまうのではないかと
恐れているということなのですが、

まず私たちは
人生でたくさんの失敗を犯します。
失敗をしない人は存在しないですね。

ただ、罪悪感でいつまでも自分を
責めていても何の役にも立ちませんから、
しっかり反省をしたら、
そこから学んで次に進むことが必要です。

その際、ご主人にもサクラさんご自身にも
限界があったんだということを認める
ということも大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、ねこさん(30代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも動画を楽しみにしています。
実母との関係性について相談させてください。

私の人生最初の記憶は、5歳頃に
「母のようにはならない。どちらかというと
父のようになりたい」と思ったことです。
 
今考えると、物心ついた頃から、
母のことが嫌いだったのだと思います。

母が延々と父の悪口や
体調不良の愚痴を言い続けることや、
子どもっぽすぎることなどに
違和感を感じることは多々ありましたが、

それでも20代前半までは、自分は
母のことが好きなのだと思って生きてきました。

しかし、20代後半から、母と会う前や、
会っている最中にも体調が悪くなるようになり、
会うのも電話も嫌になってきました。

その後も我慢して年2、3回は会っていたのですが、
2年前の私の結婚を機に2年ほど会っていません。

会わなくなったきっかけは、
私が28歳の時、結婚準備を進めていた中で、
母は、私の意志を尊重する姿勢がなく、
自分の思い通りにしようとしていると感じたからです。

(中略)

その中で、私は、小さな頃から、
母を慰めたり励ましたりしてきていて、
親子逆転の共依存状態だったと気が付き、

今までの違和感と、小さな頃から
「家族」という言葉が大嫌いだったことの
説明がつきました。

葛藤はありつつ、
父に、具体的にして欲しいことを伝え、
無事結婚できたのですが、
最後の最後に、母と言い争いになり、
それから、年に2回ほどメールをするだけの
関係になりました。

(中略)

結婚を機に、母と距離を取れるようになりました。
会いたいと言われても、適当な理由をつけて断り、
メールも最低限です。

それは良かったと思うのですが、
自分の誕生日や母の日には、
「母から連絡が来るのではないか」
「連絡をしないといけないのではないか」
と情緒不安定になってしまいます。

まだ母の支配を完全には
抜けられていないのだと思います。

最初の頃は、常に頭の中に
母が居るような状態だったのですが、
最近は、母のことを考えることが減り、
前進していると思う一方、
母の支配から更に自由になりたいという
思いがあります。

どうかご助言をお願いします。

なお、私は三人姉妹の末っ子ですが、
姉妹全員あまり仲が良くありません。

聞いたことはありませんが、
姉2人もおそらく家が好きではないと思います。
でも、35歳を超えても、独身で実家にいます。

姉のうち1名は、母と似たASD的な性質があり、
対人関係に不器用で、気性も荒く、
引きこもり気味です。

母は、「一生子どもと暮らしたい」と言っていたので、
ある意味、母の望む状況になっているのだ
とは思います。

【A】とても大変な状況ですね。

お母様がASD、お父様がADHDということもあり、
そこに子どもたちが振り回されてきてしまった、
家族が機能不全を起こしてしまっているような
状態なのかなと推察します。

そんな中、ねこさんはよく自立した心で
頑張っていらっしゃいますね。

結婚するとご自身で決めたのであれば、
理由が占いだろうが何だろうがいいんです。
決めたということが大事です。

お母さんにとって子どもがいなくなるということは、
自分を守ってくれる人、庇護してくれる人が
いなくなって恐怖なわけですよね。

なので、そこを徹底的にコントロールして、
子どもを自分の横に置いておきたいという
心理状態があったのだと思います。

でも、それは少し病的な状態でもあります。

そのようなお母様との接し方、
今後の対策などについて、
私なりのアドバイスをさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、パムさん(60代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】お婿さんのことで相談させてください。

娘は現在36歳、同じ会社の2つ年下の人と
2年前に結婚しました。

それまでは友人として
6〜7年ほどの付き合いがあったので、
お互いある程度は分かりあえて、
納得した上で決めたことだと思いました。

しかし、結婚当初から喧嘩が絶えないらしいです。

そして娘から、お婿さんはADHDではないかと
相談がありました。

多動でじっとしていられない、衝動的、
片付けが苦手、忘れ物が多い、、、等々。

いつも鍵を探しているので
定位置に置くように決めても、できないそうです。

一方、ゲームには集中できたり、
仕事の評価も良いようです。

生活面ではギリギリ許容範囲らしいですが、
頑固なところがあり、
自分は正しいと思い込んでいて、
娘の考え方を受け入れられず、
大喧嘩になることが多いらしいです。

例えば、仕事以外のプライベートでは
いつも一緒にいるのが当たり前ということに
娘はかなり疲れています。

娘は友達も多いですが、
彼は親しい友人はいないようです。

このような状況ですが、
母として娘にアドバイスできることはあるのでしょうか。
ご教示いただけますと幸いです。

【A】パムさんの親心溢れる、
娘さんへの愛情溢れるご相談ですね。

結婚というのは異文化交流だと思うんです。

娘さんとお婿さんは友人として
6〜7年のお付き合いがあったとのことですが、

外で友達としてお付き合いするのと
一つ屋根の下で暮らしていくのとでは
全く違うものがありますね。

二人の価値観を擦り合わせて
新しい旅が始まるのが結婚であり、
その旅には困難はつきものと考えるのがよいでしょう。

お婿さんがADHDではないかという点については、
ある程度の割り切りと受容というのも大事になってきます。

ご相談の中にあったカギの置き場については、
心理的な学習理論を用いて
比較的スムースに習慣化する方法もありますので、
一例をご紹介します。

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20220516

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今日は、いっちさん(50代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】
私の同僚に、
発達障害ではないかと思われる人がいます。

長年一緒に働いていますが、
ずっと、あまり喋らないおとなしい人
というイメージでした。

ところがここ数年、急に自己主張が激しくなり、
人の話は聞かない、自分のやり方にこだわる、
教えたことはすぐ忘れる、
思ったことはすぐ口にして、思いやりのない言動、
屁理屈がひどいなど、みんな困り果てています。

私がその部署の女性社員の中では
責任者なので、何とかしなければと、
いろいろ関わってきましたが、
私の方が参ってしまい、
胃炎や高熱が出たこともあります。

今は、できるだけ関わらないように
しています。

でも、同僚たちはどうにかしてほしいと
私に言ってきますし、
何とかしたいとも思っています。

とりあえず直属の男性上司に相談しましたが、
放っておけばいいと、何も変わりません。

どうすれば良いか、
何かアドバイスをいただけないでしょうか。
よろしくお願いします。

【A】
いっちさん、大変ですね。
中間に挟まれてしまって、
橋渡しをしているのですね。

この方の言動について詳しいことはわかりませんが、
「思いやりがない」のを通り越して、
もしかすると、相手を罵ったり、
人格を否定したり……といったようなことも
あるのかもしれませんね。

もしそうであれば、
これはモラルハラスメントや
パワーハラスメントに値しますので、
許されることではなく、
放っておいてはいけないですね。

上司は取り合ってくれなかったということですので、
「なんとなく性格が歪んだ人」
「取るに足らないこと」というような捉え方で
済まされると思っている可能性があります。

このような状況下では、はっきりと
「ハラスメント」という言葉を出して
対応していくことをお勧めします。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、プリンさん(52歳・金融業アルバイト)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
集中力、注意力、持続力が欠落しているようです。
気を使わなければいけないお金を扱う仕事をしていますが、注意力が足りないため
ミスが絶えません。気を付けているつもりでも、次の日には同じミスを繰り返しています。

昔より「7つの間違い」などのクイズが苦手だったり(今はある程度見つけられますが)、
漫画のセリフで「たどたどしい」を「どたどたしい」と読んでいたり。
人の話を途中から聞いていなくて、自分の思考にはまっていたり(これは今も時々あります)。

いろいろと検索をしてADDかと思い、ネット上の判断問題をしてみたりしましたが、
それほどの状態ではないようです。

単なる注意ミスなのか、どうしたら持続できるのかわかりません。
職場に迷惑がかかるので、辞めようとも思いますが、
次の職場でも同じことの繰り返しなら元も子もなく、怖くて転職もできません。
ただの甘えなのでしょうか。わからなくなっています。
~~~~~~~~~~~

これは、二つの面からアプローチなさるとよいでしょう。

一つ目。まず、医療機関を受診することをお勧めします。

ADD、ADHDなどの診断がつくような病的な状態になると、
職種によっては、ミスがあったときに影響が大きくなることが考えられますね。
もちろん、そこまでではなく、何とかカバーできるものもあるでしょう。

もし、プリンさんにADDやADHDの診断が下った場合、現在の部署や職種にいること
自体がふさわしくないということも考えられますので、まずは、医療機関を受診して、
きちんと診てもらいましょう。

そして、そうではないという診断結果であれば、二つ目のアプローチです。

集中力がなかったり、おっちょこちょいをしてしまったりする人というのは、
創造的な才能があったりもします。自分の思考にはまって、人の話に集中できないと
いうことですから、想像力やクリエイティビティに長けている人だったりもするのです。

プリンさんも、もしかしたら、事務的な作業よりも、人とふれ合ったり、何かを創造し
たりすることを通して力を発揮するパーソナリティなのかもしれませんね。

そのような人の特徴について、ある事例をご紹介するとともに、それを踏まえたうえで
日常生活で取り組むとよいと思われることを、アドバイスさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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