20220404

FROM 川畑のぶこ

今日は、サリーさん(40代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】
47歳、パート。
22歳、21歳、15歳の娘がいます。

結婚以来、長年にわたりDVがあり、
今から半年ほど前、ようやく決意し、
逃げる形で家を出ました。

離婚調停をして、今月離婚が成立しました。
今は、娘3人と私の4人暮らしです。

私の相談は娘たちのことです。

長女は中2から不登校。
自殺未遂、リストカットの経緯があります。
高校は卒業し、その後就職。
2年ほどでリタイアし、今は自分で道を作り、
家でイラストレーターをしています。

次女は高2から不登校。
卒業できず、高卒認定試験を受け、
心機一転頑張ろうと県外の大学に進学。
一年でリタイアし、
今は引きこもって2年ほどになります。

三女は小5から不登校気味になり、
教室に入れず、行ったり行かなかったり、
相談室登校を5年ほど続けています。
春から高校に通います。

3人とも青白い顔をして、
生きることが億劫で、風呂にも入らず、
カーテンも開けず、部屋に閉じこもって、
自分を肯定することができず、
相談できる人もおらず、
社会に適合できないことにも
苦しんでいます。

私は断捨離やイメトレを学び、
自分のごきげんに焦点を当てることで
とても生きやすくなりましたが、
彼女たちの不調を見ると、
自分ばかりごきげんな生活を送ることに
罪悪感を持つこともあります。

次女、三女はメンタルクリニックを受診
しています。長女もいっそ病名をつけて
ほしいとクリニックを探しているところです。

娘たちには、なんとか健やかに生きがいの
ある人生を送ってほしいと願っています。

今私にできることをアドバイスいただけると
ありがたく思います。よろしくお願いします。

 
【A】
とてもお辛い日々を過ごして
こられたのですね。
長年のDVで、おそらくサリーさんは
いちばん被害を受ける立場に
いらっしゃったことでしょう。

そして、それを見ていた娘さんたちも、
実際に殴られたり蹴られたりしなかった
としても、もう十分に虐待に相当します。

親子4人、本当にお辛かったことと
お察しします。

そして今、サリーさんがご自身の心の状態
をご機嫌にするために断捨離やイメトレを
活用されていること、本当に素晴らしく、
勇気ある姿勢だと思います。

自分ばかりが前進してしまっていいのだろう
かという罪悪感をお持ちとのことですが、
まず、お母さんが子どもたちのサポーター
になろうとしたらば、サポーター自身の
エネルギーが充電されているということが
大切です。

質の伴ったサポートをするための
これは鉄則ですので、どうぞ、ご自身の心の
エネルギーチャージは怠らないでくださいね。

続きは、ビデオでお話しします……

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20210906

FROM 川畑のぶこ

今日は、さくらさん(40代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】
よく、「自分自身を愛することができない
人は、他人も愛せない」と聞きます。

同じように、「自分のことを許せない人は
他人のことも許せない」とも聞きます。

私はよく自分を責めたり、許せなかったり、
自分自身が、虚しくて、情けなくて、
カッコ悪くて、たまらない気持ちになります。

それと同じくらい、他人のことも許せなくて、
よく腹を立ててしまうし、
嫌いな人がたくさんいます。
でも、もっと他人のことを許したいし、
好きになりたいです。

私が自分を愛したら、
他人も愛せるようになるのでしょうか。

私が自分を許せるようになったら、
人のことも許せるようになるのでしょうか。

そして、それは「なぜ」なのでしょうか。

なぜ、自分を愛したり許したりすることが、
他者を愛したり許したりすることに繋がるの
でしょうか。理由が知りたいです。

よろしくお願いします。       

   
【A】
自分を好きになりたいし、
相手のことも好きになりたい。
でも、難しいのですね。

じつは私自身も、
20代の頃まではとても自分自身に厳しく、
他者との関係作りに悩んだ時期があります。

表面的には
人には優しく振る舞ってはいましたし、
人のことを嫌いになっちゃいけない、
好きになろうと、努力はしていました。

ただ、だからといって、純粋に
他者を受け入れられるかというと
そうではなくて、肩肘張っていましたし、
緊張感がありました。

そもそも自分が相手から受け入れられて
いるのか、いないのか、
私のことを評価してくれているのか、
好きでいてくれているのか、

そうであれば
この人には心を開けるけれど……
こんな心理的ダイナミズムが働いていました。

おそらく、さくらさんもそのようなところが
あるのではないでしょうか。

まず、自分のことを愛することができない人
は他人も愛せないかというと、
愛し“にくい”と思います。

なぜかというと、
究極は、自分も他人も不可分だからです。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、みいさん(50代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
毎回、メルマガで多くの気づきを与えていただいております。
ありがとうございます。

「me first」でいたい、と願いながら なかなか実践できないのは
どうしてだろうと考えておりました。本当の私がバレたら嫌われるという
恐怖心があることが原因ではないかと感じるようになってきました。

思っていることを言って自分勝手だと思われないか、人と仲良くなれそう
な時も、せっかく仲良くしてくれてるのに これ以上付き合ってガッカリ
されたらと思うと、一歩が踏み出せなくなります。

50代にもなったのに、全然しっかりしてない自分が恥ずかしく、
物分かりのいいフリをして皆に合わせてしまう私がいます。
自己肯定感を持てるようにする方法を教えてください。
よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

自己肯定感を持つという課題は、私たちの、それこそ人生のゴールと
言ってもよいくらいではないでしょうか。

ですから、簡単な問題ではないことに、みいさんは取り組んでいるわけ
です。ここはもうちょっと気長に構えて、忍耐強く、結果を焦らずに、
取り組まれるとよいと思います。

一生をかけて取り組んでもいいくらいの大きな問題に、今取り組んでいる。
それを避けようとせず、真摯に向き合おうとしている自分を、
きちんとたたえてあげてくださいね。

かくいう私も、みいさんと一緒で、自己肯定感をどう維持するのか、
育むのか、というのは日々のテーマです。

自信のない自分、ダメなんじゃないかという思い、、、
そのような葛藤は誰にでもあると思います。そして、それが時として、
きちんと調和的に生きられているかどうかを省みるポイントにもなって、
よい方向に機能することもありますね。

まず、「me first(ミー ファースト)」というのは「only me(オンリー
ミー)」ではないということを、まず知っておいてください。

多くの人が「me first」でなく「me only」、自分の事だけやっていれば
よいのだと勘違いしているようですが、そうではありません。

みんなのニーズが健全に満たされる、調和的に満たされるということは
本当に最終的な目標ですが、自分が自分自身のニーズをきちんと知らずに、
それが満たされることなしに、誰かを幸せにしてあげよう、満たしてあげ
ようというのは、とても難しい課題だということです。

自分が自らのニーズ、心の要求を知っていて、それを満たすことができて
いたのであれば、相手のニーズにも敏感になります。私がこのように
ニーズを持ってそれを満たしているように、相手もニーズを持ってよいと、
許可が与えられるようになるのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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190401

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、みーさん(50代・自営業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
今、親兄弟と同居していますが、母からは過剰な干渉、
弟からは私の人格を否定したり、ないがしろにしたりする発言が多く、
私はとても傷つき、心が休まらず、家にいるのが苦痛です。

特に弟は社会人経験がなく、最近になって家業を少し手伝う程度で、
過去に自分の偏差値が高く有名大学を出た事を鼻にかけて、
いつも私が女であるだけで下に見て、自分を高く見せようとします。

弟は友達も1人もなく、勉強もせず、毎日テレビばかり見ているだけです。
そのくせ自分が誰よりも優れていて、何でも知っていると言い張り、
人の意見を聞かずに、私に自分の考えを押し付けて言いなりにしようとします。

私はかつて就職もし、会社員として働いていましたが、病気がきっかけで
家で過ごし、家事をほとんど行わない母に代わり、家事を引き受けています。
自分なりに頑張っていても、全人格を否定されるのはつらいです。

なんとか現状を変えたく、勉強したり、断捨離をはじめてみたりしてます。
私は他にどうしたら良いのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

いつも身近にいる家族との人間関係が難しいのはとても辛いですね。
多くの時間が、じつに直接的に、日々の出来事に関わってくるわけですから、
みーさんの困難さ、苦しみが伝わってきます。

そんな中でよく耐えてこられていますね。忍耐強いみーさんのお人柄も伝わって
くるご相談内容だなと思って読ませていただきました。

結論から言うと、いちばんいいのは、みーさんが家族から離れて生活すること
です。それ可能なのであれば、そのオプションを模索してみるのはとても大事に
なってくると思います。

今はご自宅で、お母さんに代わって家事をなさっているとのこと。
もともとは病気がきっかけでそのようになったと書かれていましたが、
今、病気の状態はどうでしょう。そのままなのか、良くなっているのか、
それとも悪化しているのか。

当初、病気になって、もう会社で働けないと思って辞められたのだと思いますが、
今の状況がすごくストレスフルなものだと、場合によっては、その病気にも
影響を与えてしまうのではないかということも、私はじつは心配しているのです。

私たちが健康を保とうとか、健康を取り戻そうと思ったとき、身体面だけでなく、
精神面や心理面、そして社会面もとても重要な要素になってきます。

ですから、ご家族が一緒に暮らすことで、仮に経済的な担保はできたとしても、
精神面、人間関係、社会面が否定的な状態になってしまうのであれば、逆効果。
みーさんの健康に、あまりいい影響を与えなくなってしまいますね。
ここが危惧されます。

お母さんの過干渉を今から変えるといのはすごく難しいですね。また、弟さんは
弟さんなりの人生の課題を持っています。そこにみーさんが巻き込まれて、
もてあそばれないようにしなくてはいけない、という課題もあります。

続きは、ビデオでお話しします……

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190318

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、マナティーさん(40代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、いつも為になるメルマガをありがとうございます。
私のこころのぼやきを聞いていただけたらうれしいです。

子宮体がんになり、子宮と卵巣と卵管を摘出する手術を受けることに
なりました。主治医からは摘出手術以外のオプションが提示されず、
この方法がベストなのか分かりません。

今住んでいる町には病院がないので遠方に通っていて、
他の病院はさらに遠いため、セカンドオピニオンは受けていません。
家族友人にがんになった人がいないので具体的なアドバイスがもらえず、
手術後の体調面などわからないことだらけです。

これまで人生いろいろあって子どもを持たずに来ました。
親の借金の返済、夫の借金の返済、親への生活支援、夫の転勤先の福島
での原子力災害などを経験して、子どもを作る勇気が持てませんでした。

「子どもがいなくても幸せな人生を歩める」と自分なりにアファメーション
しているのですが、時々悲しみにとらわれてしまいます。
病に対しては悪いものと決めつけず、人間万事塞翁が馬と捉えて向き合って
いきたいと思っています。

これからの人生を前向きに健全思考で生きていくためのアドバイスや、
アファメーションの方法を教えていただけたらありがたいです。
~~~~~~~~~~~

人生には波がたくさんありますし、山もあれば谷もあるものですが、
マナティーさんは、親や夫の借金、生活支援、そして福島での被災…
それらを越えて、今回この病気と向き合って手術をされるということで、
本当に大きな波をたくさん乗り越えて頑張っていらっしゃいますね。

ご相談の文面には、特に書いてはいらっしゃいませんでしたが、
摘出手術以外のオプションが提示されずに不安な場合には、
ちょっと遠い場所であっても、セカンドオピニオン、サードオピニオン
を聞きに行ってみることをお勧めします。

マナティーさんが納得してから手術に臨まれることはとても健全なこと
だと思いますので、少々負荷はかかるかもしれませんが、
もし可能ならばそのようになさってみてください。

ドクターは忙しく、一人の患者にかけられる時間にはどうしても限りが
出てきてしまいますが、医師ではなく看護師さんをつかまえてアドバイス
をしてもらったり、あとは、ある程度大きい病院ですと、がん相談室、
支援センターのようなものが設置されていますから、そのような所で
相談を受けるというのもよいでしょう。

病院によっては患者会をしています。先輩のがん患者さんやご家族と
車座になって話して、互いの状況や悩み、心配事をシェアできたりする
場もあります。

このような絆やつながりはマナティーさんの心に安心感をもたらしてくれる
と思います。また、この安心感は闘病する上でとても大事なものですし、
癒しの大きな要素の一つでもあるでしょう。

ぜひその病院に行って、患者会のような会がないか訊いてみるといいと思い
ます。もしその病院にはなかったとしても、役所の福祉課などに相談すると、
情報を得ることができると思います。

今の時代、スマホやネットばかりで情報を収集していくと、どうしても
あらぬ方向に行ってしまうことや、ネガティブな情報がたくさん入ってきて
嫌な気持ちになってしまうこともありますから、思ったらとりあえず行動
してみる、助けを求めて行動してみることをお勧めします。

そして、今後このような病気を乗り越えて、人生を前向きに健全思考で
生きていくにはどうしたらいいか、どのようにアファメーションしたら
いいかということに関しては、もうマナティーさんが「人間万事塞翁が馬」
ということわざで答えを得ていらっしゃるようにも思いますが、
本当に人生というのは非二元で、嫌だなと思うことの中にも、自分が前進する
ためのよりよい豊かなエッセンスがあるものなのですね。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、リンカさんという33歳の女性(専業主婦)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生の「心理カウンセリングオンラインプログラム」で勉強したのですが、
解決できなかったことがあったので、相談をさせていただきます。

学べば学ぶほど、「Me First」をそっちのけで、被害者意識で過ごす人などが
気になってしまいます。断捨離と同じく「こうした方がいいよ」と言いたくなる
けれど、言っても伝わらないと思うと、うまく言葉になりません。
結果、一緒にいて、フラストレーションがたまることがあります。

私は、過去、福祉業界で働いていました。福祉の仕事をするためには、自分を
満たすことが大切だとわかってはいたのですが、ごく身近に「自分のことを
後回しにして支援をすることがいいこと」という信念を持っている人がいて、
そういう人は愚痴や悪口も多くて、困ってしまいました。また、その相手に対し、
過去、辛かったときの自分を重ね合わせ、何とかアドバイスできないかと
話を聴いていたところ、自分のMe Firstがすり減ってしまい、最終的には
体調を崩して離職してしまいました。

残業をする相手に対し、帰って体調を整えることも大切と言葉で伝える一方で、
「それでも仕事が終わらない」と残る相手に付き合おうと頑張ってしまったのも
良くなかったかもしれません。さっさと帰る上司を信頼できないと言っていた
彼女との関係性が、自分が先に帰ることで崩れることを恐れていたのだと思います。

とはいえ、今となってみれば、背負いきれないものを背負っていたと思います。
ある意味、彼女と距離を適切にとっていたのは、上司の方かなとも思います。

(中略)

どうしたらよかったのか、今も分かりません。また、今後、再び仕事をしようと
する時に、福祉業界を敬遠している自分がいます。似たようなタイプの人と
また出会った際、同じことになるのではないか?と恐れているからです。

障害分野は自分の古傷をえぐるので、高齢や子どもなど、ジャンルを変えるのも
一つかな?ということは考えつつも、福祉業界には似たタイプの人がいるだろう
という思いは抜けませんし、そもそも、私自身が、悩んでいる人と適切に距離を
とれるようになるまでは、難しいだろうと思っています。

今しばらくは、自分自身の回復が先ということはわかっていますし、今は
妊婦生活中なので、どのみち仕事を考えることは先のことなのですが、どうも
私はそういうタイプの人を、仕事・プライベート問わず引き付けてしまうところ
があるようなのです。

距離をとれる相手の愚痴は、距離をとればいいと思うのですが、それが難しい
肉親や、毎日一緒に過ごす同僚、自分が何とか相談にのってあげたいと思う人
の愚痴の聴き方に関しては、答えが出ませんでした。

今後のために、どうしたらいいのか、アドバイスをいただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

リンカさんの思いやり、優しさが伝わってくるお悩みです。

今は妊婦さんとのことですので、しばらくは仕事のことから離れて、ご自分
の赤ちゃんに愛情をたっぷり注いでいただきたいなと思います。

出産や育児では、手放さなければいけないことがたくさん出てきますから、
他人のことにかまっている暇などなくなってくるかもしれませんし、子どもと
向かい合って「今この瞬間」を真剣に生きていくなかで、何かまた違った光が
差してくるかもしれません。

確かに、福祉や医療現場には、自分の身を粉にして他人のために尽くすという
信念を持っている人が多いかもしれませんね。

ただし、対象は違っても、あるいは業態が違っても、職場には必ずこのような
パーソナリティーの人は存在します。会社に対する忠誠心やプロジェクトに
対するコミットメントから、いつまでも頑張って残業を続ける人や、身を粉に
して「Me First」ができない人は、世の中には多く存在します。

ですから、もしリンカさんが業種を変えたとしても、似たような人が周りには
必ずいるでしょうし、リンカさんご自身がこの課題を解消していない状態で
あれば、同じような問題や悩みが付きまとうということは十分に考えられます。

そのようなストレスフルな状況から、一時的に離れることはもちろん有効です。
が、それはあくまで対症療法にすぎませんから、長期的な視点から、ある程度
ストレスに耐性をつけたり、適切な対処法を身につけたり、という取り組みも
必要になってくるでしょう。

そのためには、まずリンカさんが「信頼感」を育むということが、課題かも
しれません。自分には自分の、そして相手には相手の、人生における必要な
プロセスがあるということを信頼する姿勢です。

私が折に触れお伝えしている「距離感」の概念と併せて、一緒に考えてみましょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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150727

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

 なんと、靭帯を損傷して、今、左足の足首にギブスをし、松葉杖をついています。
ちょっと青信号の短い交差点を小走りしていて、段差のところでグキッとやってしまいました。

 アメリカ出張があるのに、ギブスで行くということになってしまい、
私にとって大変なニュースではあるのですが、
ただ、私の師匠であるサイモントン博士の「病気やけがはいつも恩恵がある」という教えの通り、
私も恩恵をたくさん受けています。

 全てがゆっくりになりました。
歩く速度も二分の一。計画立てるときも全部、早め早め。
そして、周りがとても優しく、エンジェルのようになりました(笑)。

 自分自身をケアする、もてなすというのは、日頃きちんと意識をしないとなかなかできないのですが、
病気やけがというのは、それを強制的にさせてくれます。このギブスに感謝です。

 電車に乗っても人がちゃんと席を譲ってくれる。
人々の優しさや思いやりを感じる、なんだか豊かな、充足する時間になっています。

私は特に、このところ忙しく突っ走っていましたので、
スローダウンする、一歩一歩味わって歩く、空気を感じながら歩くということを意識しています。
これはとても豊かな感覚です。

 皆さんも、けがをしたり病気になったりしたときには、
もちろん痛かったり苦しかったり、失うものもたくさんありますが、
その分、得られている恩恵もたくさんありますから、
そこに目を向けてじっくり味わうということをされてみてください。

 さて、今日も読者の皆さんからいただいた相談を一つご紹介して、
私なりのアドバイスをさせていただきたいと思います。

 「毎日を元気に楽しく暮らす方法を知りたい」というリクエストです。
ちょっと漠然としていますね。

 「普段何をしていても、気づくと寂しい自分がいます。
どうしたら悔いのない人生が送れますか? 
私には、夫も子どももいます。(中略)多分、家庭円満だと思います」
とのことです。

 「寂しさ」と「何となく、何かが足りない」という物足りなさがあるのかな、
と文面から感じました。

 そして「家庭円満です」ではなく、「“多分”、家庭円満だと“思います”」というところ。
これは、軸が自分ではなく、誰かになってしまっていないか。
世間になってしまっていないか、ということを注意してみるといいと思います。

 キーワードは「Me First(まず、自分)」。
そして「今日この日」に目を向けることが、とても重要です。

 続きは、ビデオでお話しします。

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