Cjildren playing with wooden toys

断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
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Q:5LDKで2人の子育て。片づけられない私…

私は今、5歳の男の子と0歳の女の子の育児真っ只中です。

結婚してから、自分は片付けが苦手であったことに気がつきました。

実家に暮らしてる時は、自分の小さな部屋を綺麗にすること、
こまめに掃除する事は出来ていました。

しかし、結婚して、いきなり5LDKの一軒家に住むことになり、
仕事をしながら家事をする事の大変さを実感し、
それでも何とかやっているつもりでいました。

そして、子どもができ、職場が遠かったことと、
自分は仕事と育児は両立できないと思ったので、仕事を辞めました。

上の子が産まれ、初めは頑張っていたものの、
だんだん家事が疎かになっていき、
部屋が散らかりっぱなしの状態になりました。

人を呼ぶ時は綺麗にし、すぐに散らかり、
突然の訪問には対応できずにいました。

上の子が幼稚園に通うようになり、
時間が出来たから、家を片付けようと思っても、
体が動かない、どう片付けていいか、分からなくなっていました。

幼稚園での人間関係に悩み始めたら、尚更できなくなっていき、
荒れ放題の部屋になっていきました。

たまに片付けると、
息子が「お家が広くなった!」と喜ぶほどでした。

そんな中、2人目を妊娠し、妊娠中にどうにかしなければと思っていましたが、
現状は変わらないまま、出産して、2人になったら、やること2倍になり、
ますます片付けが大変になってしまいました。

これから、おもちゃも洋服もどんどん増えていくのに、
片付けができないままでは大変だと思って、
やました先生の断捨離のDVDを買いました。

しかし、やろうと思っても、時間を作ることすらできず、
目先のやらなくてはいけないことで手一杯の日々が続いています。

どうしたら、やる気を起こせるのか、時間を作れるのか、考えてばかりです。

子どものものも、捨てられずに困ってしまうし、
いろいろ考えてばかりで、体が全く動かない状態です。

このままでは、子供たちも片付けられない人間に育ってしまいそうで怖いです。

【かとせめ様・38歳・主婦】

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A:

FROM 川畑のぶこ

2人の子どもを育てながら5LDKの家を奇麗に管理するというのは大変ですね。
子育てをしていると、あっという間にその日が終わってしまい、
気がつくと一週間が経っていたりしますよね。

1人育てるだけでも大変なのに、
2人の子どもを育てているかとせめさん、表彰状もんです!
本当によく頑張っていらっしゃると思います。

このような育児世代の断捨離に関しては、
5LDK全てを一気にというのはあまりにもハードルが高く、
気持ちが萎えてしまいます。

ですから、出来る限りターゲットを細かく絞り、
徐々に徐々に、時間をかけて行うことをおすすめします。

1日10分できたらハナマルとしてみてください。
0歳児だと10分だってつくるのは大変かもしれませんよね。

なので、毎日ではなく、週3日、10分など、最低ラインを低く設定して
それをクリアしたならハナマル!としてみてください。

「今日はこの部屋」ではなく、
その部屋が6畳なら「今日はこの1畳分だけ」など
細かくターゲットを絞ってみてください。

既に、やましたひでこさんの断捨離のDVDを購入されたとのことですので、
ぜひもういちど、「ながら見」「ながら聴き」で構わないので
BGMのようにDVDをかけてみてください。

いちど見たから、聴いたからではなく、
何度も何度も繰り返し見聞きすることをおすすめします。

私自身、やましたひでこさんの断捨離セミナーで学ぼうと決めたときは、
最低3回は受講しようと決めました。

当時は書籍もDVDもありませんでしたから、自ら主催して学びました。

一度聴いただけでピンと来る人もいるかもしれませんが、
私の場合、溜め込み性&嫌なことは先送り体質、
おまけに「散らかっていたって人間生きていけるさ♪」
の楽観的どころか能天気でしたから、己のパーソナリティーからいって、
ピンとくるまでには何度も繰り返し学習が必要だと思ったのです。

「いちど聞いたのに出来ないダメな私…」ではなく、
「何度も繰り返すうちに徐々に出来るようになる私」をイメージしてください。

きっと、かとせめさんも繰り返し学んで行くうちに、
ピンとくるやましたさんのキーワードに
モチベーションを得ることがあると思います。

また、モチベーションキーワードは聞く度に変わり、
また片づけの段階によってもどんどん変わってくるので、
ぜひそんな変化も楽しみながら取り組まれてください。

片づけを行う際に、真剣になるのは結構ですが、どうか深刻にならずに、
軽やかさをもって片づけと向かい合ってみてくださいね。

自分のどの部分が「笑えるか」、ツッコミを入れながら行うといいですよ。

私が断捨離を行ったときも、気がつくと眉間に縦じわが寄ってくるので、
ユーモアを忘れないよう心がけました。

出張のたびにいじましくホテルから持ち帰って、
溜まりに溜まったアメニティーに向かいあったなら
『アンタ、どんだけヒゲ生えてるんだ!?』と突っ込んでみたり、
消費期限の切れた大振りの利尻昆布、日高昆布、羅臼昆布が出てきたなら、
『昆布扇子、ホッホッホ』とマダムのように扇いでみたりと。

ぜひ、「一気に!全てを!完璧に!」の三拍子を手放してみてください。

子どもが増えると確かに管理するものは増えますが、
年を経るごとに増え続けるかというとそんなことはありません。

おそらくかとせめさんは片づけを「収納」と考えていらっしゃるかも
しれませんが、断捨離は代謝です。

お兄ちゃんが着られなくなった服で、
妹には合わないものはどんどん手放します。

「使えたのに」と時には後悔することもあるかもしれませんが、
そんな時は、「他の手放したい人々からまた流れてくる」と信頼してください。

みなさん衣類やおもちゃが多くて困っています。
もらってくれる人がいたら大喜びの人はそこいら中にいますから。

未来に後悔しないために、
今後悔する(部屋が散らかっていることに)ことをやめることです。

私たちが最も大切にする時は「今・この瞬間」で、未来はその積み重ねです。

また、5歳くらいだと、
「使う」「使わない」の判断は出来るようになりますから、
子どもが「使わない」と言ったものは手放して行くようにしてみてください。

子どもが片づけられないのではなく、
親の執着が子どもの片づけの邪魔をしていることに気づくはずです。

子どものモノでおびただしく増えるのは、衣類、おもちゃ、本などかと
思いますが、これらは全て代謝させるよう心がけます。

私の息子は4歳ですが、2歳から断捨離を実践しています。

あちらこちらから、おもちゃが流入してきますが、
自分で選んでいないものなどはとくに飽きるのも早いです。

3-6ヶ月に1度自分で判断をさせると、
半分以上のものが不要なモノの部類に入ります。

全て「ありがとう」とキスをして、
使い切れなかったモノたちには「ごめんなさい」と謝って
ゴミ箱に捨てお別れをします。
すると、やたらとおもちゃを欲しがらなくなります。

お子さまランチのおまけのおもちゃも
気に入ったモノがないと、自ら断ります。

私自身は、片づけはものごととの関係性を問い直し理解するための
最良の育児だと思っています。
ときには子どもから「ママ片づけよう」と促すこともあるから驚きです。

片づけが嫌いで苦手な自分の子どもだからと、我が子に己を投影せずに、
未知なる可能性を備えた子どもたちに
愛ある好奇心を持って接してみてください。

そして、下の娘さんが2歳くらいになると、
お兄ちゃんと一緒に遊ぶようになり、
お母さんの家庭での時間のゆとりもぐんと増えるでしょう。
もしかしたら、兄妹で片づけをするようになるかもしれませんよ。

育児と家事の両立、しばらくは大変かもしれませんが、
どうかひと呼吸おいて取り組まれてください。

PS
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毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

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1 件のコメント

  • Johnette より:

    I have to be honest. Nobody cares that he went to Minnesota. There isn’t some hatred for the Wolves. It just happens that when you’re the worst team in basketball and run horribly by management, you’re going to be the butt of a lot of jokes. If Rubio came over right away, there wo#1nd&u82l7;t be this backlash towards him. People think he’s a prima donna.