断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
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【Q】兄へのトラウマ

仕事も子育ても楽しんでいます。
というのは外から見た私。
確かにがんばってキャリアも積んで自営です。
勉強も大好きで川畑のぶこさんのセミナーも有意義でした。

しかしながら、悩みがあります。
実生活で兄弟のこと。
暴力もあったし不登校などもあり家族とうまく行かず
結局のところ家を出ています。

生活保護状態で、絶縁したと本人は言うものの
ふらっと帰ってきたわけです。

昔から本当にいろいろありすぎ、よく両親も自分も対処
してきたと思います。しかしながら今は離れた地域に
出て行ってしまい、正直いないと楽です。

が、先日ふらりと帰ってきてその時、仕事で出て行く私
に電話がありました。声を聞くとトラウマのせいか、
手が震えてきて運転も怖いほどでした。

滅多なことはできないとは思いつつも、それほど自分が
「キライ、怖い」と感じているのだと再確認しました。

人やカウンセリングやセラピストとしての自分。
なのに、結局そういう勉強やTTをする時にもいちばん
治療的自我を向上させていたのは自分自身かもしれません。

もちろんセミナーの時にもすごく感じるところは大きく
気持ちも少し楽にはなりました。でも、久しぶりの電話の声
におびえる自分をどうして行くかアドバイスをくださいますか?

【50代 女性 ヨーガセラピスト サリア様】

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【A】FROM 川畑のぶこ

身内からの電話に怯えてしまい、平気でいたいのにいられない。
もう平気だと思っていたのにやっぱりダメだった。
いったいこれから、どれくらいこの怯えが続くのだろう…

サリアさんにとっては未来に暗雲が立ち込めるような気持
ちなのではと察します。

過去にどんなに辛い思いをしたとしても、絶縁状態であったと
しても、「身内」というのは思いを込めやすいものです。

嫌いで憎んでいても、心の隅っこでほんの少し変化への
期待や希望もある。

何とかならないものか、コントロールできないものかと
悩んでしまうからこそ、辛さは増すのではないでしょうか。

どうしたらよいか…
サリアさんご自身の気持ちに素直になるのが
最善の解決策でしょう。

兄がキライで怖い、という気持ちを素直に認めることです。
「私は兄がキライなのだ。過去も、今も。」
それでOKなのです。
未来は知りません。

ところが、お兄さんからの電話一本が、今のサリアさんにとっては、
否定的な身体反応が生じさせ、日常生活に支障をきたすほどの
ストレッサーとなっている場合は…
ひとまずは物理的にも精神的にも距離を取ることが大切かと思います。

どうか頑張って耐えないようにしてみてください。

家族でも適度な距離感というのは必要です。そのためには、たとえ
家族であっても距離をとって良いという信念が必要となるでしょう。

身体症状は心の底のメッセージでもあるので、その声にきちんと
耳を傾けてあげてください。

お兄さんが生活保護状態で経済的に困難があるのなら、
そこは冷静に、自営でそれなりに経済状況も安定しているサリアさん
がご自身が一人暮らしをされてみてはいかがでしょうか?

お兄さんのことを考えなくて良い、あるいは関わらなくてよい環境を
ご自身に提供してあげてください。

ご両親のことが心配かもしれませんが、それぞれがそれぞれの人生の
課題を持っていることを信頼する姿勢も大切です。

同じ家族メンバーであっても、それぞれの距離感は異なることが多い
ものです。サリアさんとお兄さんの距離感とお母様とお兄さんとの
距離感は異なるものだと思います。

私は私の課題に取り組む。
母は母の課題に取り組む。
父は父の課題に取り組む。
兄は兄の課題に取り組む。

信頼感をもって、このような姿勢を育んで見てください。
家族も人生もなかなか私の思い通りにはならない。
けれども、それぞれに必要な課題が与えられていて、
それらに真摯に取り組むことで人生の道が開けてくると。

時として課題は、相手や状況をコントロールしようという思いを
手放すことでもあります。

家族である前に一人の人間として向かい合うなら、どのような対応が
健全なのか、いまいちど振り返ってみてください。

ご自身への優しさを大切に。
これは結果的に相手への優しさに繋がり、セラピストのBeingにも
大切な姿勢です。

人間だもの、弱い部分はあってよい。
それを受け入れることが真の強さにつながるはずです。

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3 件のコメント

  • 近藤 ゆか より:

    こんにちは、昨日登録したばかりです。
    素敵な出合いに感謝して居ります。
    ありがとうございます。
    どれもこれも心を満たして頂ける言葉であふれていました。
    一気に読みあさりつつ「兄へのトラウマ」を読ませて頂いてびっくりしました。私も50歳代で、同じ様な兄がおります。母が亡くなったのをきっかけに家族関係に変化が生じて、兄は実家を出ました。
    生活保護状態なのは知っていますが、私も適応障害の症状になってしまうので役所の方にお願いして、連絡を絶ってもらっています。
    兄の存在を頭の中に置くだけで苦しくなります。
    家族なので、私が育つ段階からの関係であり、その家族の日々の常識が世間一般と違っているところに私自身違和感を感じつつも抜け出すこともできず、嫁に行き、自分の家庭を築くうち、兄の洗脳から逃れるべきとわかるのですが…。
    3年前、父が認知症を発症し実家(兄の居る)に通うようにならざるおえない状況が生じました。
    兄は、父が年金暮らしする家に居候していましたが、父に会わないので、父の病気にも気づいていません。
    兄がいる実家に嫌々通い始めて2年たつ頃には、私の不眠や動悸が適応障害の始まりになることに気付き、役所、保健所、カウンセリングなどにも行きました。しかし、問題の根が深いので。
    昨年の2月頃に、父の年金狙いを断念して、兄が家を出たのです。
    その年末に、父に高齢者住宅に移ってもらい、実家を売却してもらいました。
    これは、父が亡くなった時、兄との係わりを極力なくすためにと、夫からの意見もあり決めました。
    怖いので、兄の荷物の段ボール箱はそのまま倉庫に預け、数年前に亡くなった母のそのままの遺品たち、父の異様な執着とも思える品々を選りすぐり(父の了解済みで)、家一軒分の断捨離:2~4トンのトラック10台を超えて捨てました。ゴミ屋敷です。家族そのものの状態です。
    運び出し以外はすべて、一人で整理しました。
    兄がこもっていた部屋は、入るだけでめまいがするのに、加えて、窓や隙間をビニールシートやテープ塞ぎ、黒いわたぼこりと一面のカビの恐ろしさは、言葉では、言えません。
    けど、全てのモノに、さよならと有難うと言えました。掃除もして磨き。
    最後に父と並んで、お世話になった家と土地に「ありがとうございました。」と挨拶しました。
    しかしながら、血縁関係は法的には縛られるので、その時の為に、断捨離のセミナーと川畑のぶこ先生のネットの講義申し込ませて頂きました。先ずは、こんな私の修正からやり直したいとわくわくしています。

    • Thomas より:

      The abiilty to think like that shows you’re an expert

    • Carli より:

      Why Japan is better off than both the countries is that Ja1&8a#n2p7;s foreign trade dependency is around 15-20%. They are the most self reliant of the bunch. They will take the least amount of damage if the world goes into rescission and might benefit the most if it does due to the popularity in the yen making it strong as it hasn’t been for ages. Not saying Japan doesn’t have any issues, but the fact that Japan’s the only country in deflation actually states all. Really simple if you know economics.